
天晴グループ藤原社長による報告は非常に興味深い部分が大きく2点ありました。
まず、1点目にこれまでも社内でクレドカードの導入や行動指針を策定し、意欲的に理念経営を目指していた藤原社長が何故この度、神奈川同友会に於ける経営指針作成部会を受講しようと思ったのか?
そこには藤原社長が感じる社長が社員に対して良かれと思って制定した社内制度や行動指針の中に微妙なずれがあったと言うお話だった。
これをして藤原社長曰く社長目線と社員目線の違い。ずれが生じている。と言う事に気が付き、ここから藤原社長は現状の形を更に改善して発展させる必要がある。と感じたと言うお話。ここは正にモチベーションお化けを地で行く藤原社長らしい前向きな考え方だと深くリスペクトしました。

2点目に神奈川同友会に於ける経営指針作成部会を受講し、そこで作成して経営理念や考え方を既存の社内クレドと、どのように融合させたのか?この部分のお話も大変興味深いお話だった。同友会会員企業にも既に自前やコンサルにより経営理念を持ち理念経営を目指している会社はたくさんある。そうした企業の中で天晴グループは見事に同友会式理念経営をそれまでの自社理念経営に融合しブラッシュアップを行った模範的なケースであるように思えます。

上記はテクニカルな趣が強い話となりましたが、今回の同友会の経営指針作成部会に於ける藤原社長の一番大きな収穫はこの目線と言う観点ではなかろうか?と感じました。
中小企業の経営者は誤解を恐れず自戒の念を持って言えば自らの考えや意思決定に関して半ば独善的に会社のため社員のためと思い込んで決めてしまいがちである。しかしこれは社員からしたら真にそう望んでいるのか?自分が社員ならと言う思考で考えていないか?
私にとって、そうした事について深く考えさせられる報告となりました。
(文責:株式会社STE 田中正宗)