■テーマ:「便利なのか!?脅威なのか!?」〜IT社長は知っている・・・確実な近未来〜

報告者:㈱アシスト・ワン 代表取締役 小林淳一氏

開催日:2018年2月16日(金)

会 場:高津市民館

参加者:44名

 

㈱アシスト・ワンの小林淳一社長より「便利なのか!?脅威なのか!?〜IT社長は知っている・・・確実な近未来〜」というテーマで、主にITの変遷について発表いただいた。

最初は農業革命から始まり、産業革命、情報革命へと進み、遠い過去の話からだんだんと「懐かしい」と感じられるものが紹介される。その時系列は過去、現在から未来への話へとつながっていく。AIの未来や、自動運転、その他新しいサービスについて語られ、IT業界の最前線でご活躍されている小林社長らしく、我々の生活が今後どのように変化していくのか、具体的にイメージできる内容であった。

筆者の所感だが、自動運転への未来に大して、自動車メーカーや大手IT会社の動向や思惑が具体的に語られた部分が非常に興味深く、中でも「自動運転によって、移動という概念が大きく変わり、それに伴い地価、例えば”駅前の地価が高い”といった一極集中がなくなってくのではないか」という考察については膝を打った。

未来の話を聞くことは、単純に楽しい。しかし、ここにいる参加者はみな経営者であり、未来を創造していく者たちの集まりである。ただただ楽しい時間で終わるはずがない。

今回、発表後のグループ討論はなく、代わりに質疑応答の時間が長めに取られた。現代社会においてITは必要不可欠であり、様々な業種が集まるこの同友会においても、経営に影響がない会社は存在しない。活発な意見が飛び交い、それぞれの会社の未来を真剣に考える経営者の姿が印象に残った。また、小林社長の現場感を伴うリアルな回答もさすがだった。

ITが進化することにより、今の8割の仕事はなくなっていく、という話もあった。仕事どころか、業界そのものがなくなってしまうことも考えられる(自動運転によってタクシーはなくなるかも?他にも、事故がなくなるので保険や修理もなくなるかも?)。まさに報告のタイトル通り、ITの進化を便利と捉えるか、脅威と捉えるか。どう捉えるかで会社の未来は大きく変わる。経営者の手腕がさらに問われる時代へ突入することを予感させた。

 

(文責 エピカ㈱ 代表取締役 佐々木佑樹 たま田園支部)