テーマ:専業主婦がダイバーシティ経営??
~我が社のスタッフはみんなヒーロー~

  • 報告者:ねこの手メイドサービス(株) 代表取締役 鬼頭麻記子氏
  • 開催日:2018年10月12日(金)
  • 会 場:波止場会館
  • 参加者:25名

ねこの手メイドサービス(株) 代表取締役 鬼頭麻記子氏

ねこの手メイドサービス(株)の鬼頭さんは、サラリーマン家庭の普通の主婦でしたがテレビ番組で紹介されていた家事代行業を知ったことをきっかけに、一念発起して起業されます。

イケメン男性を正社員として採用しますが、月給を支払う分高いパフォーマンスを発揮してもらわなきゃ割に合わないと仕事を強制して職場を去られてしまいます。
また、若者サポートステーションの紹介で採用した女性が「風邪をひいた」と欠勤願いの連絡をしてきた際は「働きながら治すもの」と叱咤。その結果、彼女はしばらく会社に来なくなってしまいます。
いずれの失敗も鬼頭さんは「相手の気持ちも考えずに自分中心の考えを押し付けてしまった」と猛省し、人を活かす経営者へと変容していかれます。

現在、鬼頭さんは、働いたことがない主婦、ニートや引きこもりの若者、60歳以上の方、男性の家事スタッフを採用計画に盛り込み、根気強く一人前に育て上げるとともに、一人ひとりの個性が輝くようにプロデュースして他社と差別化を図っています。先の女性スタッフも今では鬼頭さんの経営を支える右腕として活躍しているそうです。

経営者が自分に矢印を向けて変わり続けることの大切さを再確認するとともに、障害のある方やシルバー人材の雇用は出発点に過ぎず、一人ひとりの個性が輝くようにプロデュースしてそれを会社の成長につなげていくのがダイバーシティ経営の本質だと気づかせてくれる報告でした。

(文責 (一社)働くしあわせプロジェクト 代表理事 石田和之)