テーマ:「なぜか社員が辞めない会社」
~この会社、社員もパートも78歳の専務までも辞める人が全然いないそうですがソレはなぜ!?~

  • 報告者:(株)伊藤商会 代表取締役 亀卦川基喜氏
  • 開催日:2018年12月13日(木)
  • 会 場:横浜市教育会館
  • 参加者:22名

(株)伊藤商会 代表取締役 亀卦川基喜氏

 今回は、報告会の形もプロジェクターを使いながらもインタビューを受けながら話を進めてゆくというスタイルを取り入れ、またグループ討論の後、報告会と関連のある実践ワークを別会員の指導で20分ほど行い、その後、その会場でそのままケータリングの出張サービスを利用しての懇親会例会となりました。

 人手不足人材不足が叫ばれる中、亀卦川社長が事業継承してから5年、(株)伊藤商会の19名の社員は一人もかける事無く現在に至っています。
 何事もトラブルなく平安と月日が過ぎていったわけではありません。悪徳業者の支払い遅延(1年前から今だ未納)から始まって、他社の例にもれず多くの困難の中を、社員と共に一丸となって歩んできた社風にきっと何か学ぶヒントがあるはずと今回の報告会に至りました。

 50分にわたる報告の中でわかったことは、亀卦川社長の考え方・信念に基づいた人との人間関係の作り方に大きなヒントがあるという事がいくつかのエピソードを聞く中でとても強く感じられました。
 それはかなり年上の古株パート社員であろうが無気力な高校生インターンであっても常に相手と正面から向き合い、受け止め、感謝の心を失わず人としての礼儀を尽くし心からの言葉で語る事。「自分と縁あって出会ってくれた人は必ず幸せになってもらいたい」と、ひとえに希い寄り添う心であるとの事。出会いは「率先して挨拶をする事」に始まり「出会った人へは必ず葉書を自筆で書く」などとても簡単で実行しやすい行動の中に深く意味づけられていると感じました。人との深い信頼関係が築かれてこそ社内でも社外でも良い仕事ができ結果利益となって帰ってくると言っておられました。特に発達障害者の短期受け入れの中では相手の性格をも変えるほどに影響を与えられたようで、送り出された事業所の責任者も思わぬ成果にビックリしたと後日談を語ってくれました。

 人はこちらの態度で変わるもの、自分が変われば相手も変わるという信念を実践し、「自分で言う言葉が自分の未来を創る」など自らの反省を含め大変気付きの多い報告会となりました。
 グループ討論の後では池畑会員の指導で、「相手の良いところを向き合ってほめてみる」という実践ワークを20分行い、普段ほめられることの少ないという会員たちは、なんだかとても嬉しく幸せな気持ちになれたと言っておられました。そのまま引き続き懇親会忘年会に移行して終了となりました。

(文責 (株)コモド 林 由美子)

懇親会の様子
[懇親会の様子]