テーマ:「衰退するマーケットからの脱出」
~現業からの大変革~

  • 報告者:アイディール国際特許事務所 所長 井出哲郎氏
  • 開催日:2019年9月20日(金)18:30~
  • 会 場:神奈川中小企業センター
  • 参加者数:25名

写真:アイディール国際特許事務所 所長 井出哲郎氏

横浜支部港地区からみなと支部へ成長し1年半が経過しました。
ようやく支部としての例会の特徴も出てきたように感じています。

今回はみなと支部長である弁理士の井出さんが自ら立候補しての報告となりました。
まずは井出さんの生い立ちからスタートしました。
挫折だらけの高校時代のエピソードも含め、アイスホッケーに打ち込んだ大学時代、なぜ弁理士資格へ取り組んだか?
そしてなぜ弁理士事務所から独立したのか?井出さんの人柄のよくわかる出だしでした。

のちのグループ討論ではこのエピソードを振り返り、参加の会員からも仕事を教え育てた社員が独立してしまう悩みが寄せられました。
次に弁理士業界の現状をわかりやすく解説いただきました。

他の業界とも共通することですがリーマンショック以前と以降で業界の構造が大きく変化していました。
業界が成長→成熟→老衰と移り変わり、特許の出願件数が落ち込み、特許事務所の吸収合併、大型化が進んでいきます。
その中で、弁理士1名事務2名のコンパクトな弁理士事務所がどのようにしてマーケットにアピールしていくのか?具体的な戦略を報告いただきました。

写真:神奈川同友会 横浜みなと支部9月例会の様子

今後の展開としてスモールビジネスが大手と渡り合っていくには、士業同士が連携して強みを活かしていくことが重要ではないかとの提案がなされました。みなと支部の特徴の一つでもある参加者の多くを占める士業の会員の皆さんが大きく頷いているのが印象的でした。

報告の後には「競合ライバルに勝つための戦略を考える」をテーマにグループ討論を行いました。グループ内で、参加者の会社を一例にあげ、参加者が社外取締役として経営戦略会議を模して、活発な議論を行いました。参加者から様々なアイディアが出され、自分自身が気づいていなかった視点や考え方によって新たな戦略が開けるグループもありました。モデルになった会社が一番得をした!という声も多く聞こえ、他支部の参加者からも真似させてもらいたいとの依頼もありました。

一人でも多くの会員に例会に参加していただき、皆さんの悩みや解決策を共有して、より良い会社づくりに活かせると中小企業家同友会としての存在価値が高まると実感した例会でした。
今後も参加者が得をして来てよかったと思っていただける例会づくりを幹事の力を合わせて企画して参ります。

(文責:(株)T&S 坂巻健一郎)