テーマ:下請け代理店から地域特化へ~デザイナー魂35年~

  • 報告者:(有)デザインスペースマジック 佐藤慎治氏
  • 開催日:2020年10月16日(金)
  • 会 場:Zoom(オンライン)&
        多摩会場 SUN FARMERS CAFÉ
        高津会場 Natural Art㈲
        中原会場 ㈱アルファメディア
  • 参加者:30名

(有)デザインスペースマジック 佐藤慎治氏

 今回の例会は、新型コロナウィルスの感染防止対策として、3密を防ぐ為に少人数での分散会場形式で、各会場にてオンライン会議システム「Zoom」を使用して開催されました。

 報告者の佐藤慎治氏は、多摩会場のSUN FARMERS CAFÉにて登壇し、そこから各会場へ映像が配信されました。

 座長を務めた株式会社イークリード代表の山本満博氏は、対談形式による巧みな進行で、佐藤氏の大手広告代理店下請け時代の苦労話から、デザイナー魂を柱として、視点を地域へ向けて新たな顧客を掴んでいったお話まで、マジックのように引き出してくれました。

 その後、「経営者として大切にしていること、継続していることは何ですか??」というテーマでグループ討論に入り、メンバー達からは、「社員とのコミュニケーション」、「地域密着」、「心の声を聞く」、「自分に嘘をつかない」、「地元、あるいは自宅で働ける環境づくり」、「川崎市(行政)との連携」などが挙げられました。

2020年10月 たま田園支部例会の模様

 グループとして佐藤氏から個別にお聞きしたのは、「同友会入会当初に仕事が無く退会しようと思ったところ、会員のお一人から展示会パンフレットの仕事をもらい、人との繋がりの大切さに気づいた」というお話でした。

 佐藤氏は、自社に「街のデザイン屋さん」というキャッチフレーズをつけてHPを作成し、それ以降、仕事の入り方が変わって来たとの事です。

 そして最後の「補足」では、「人の中に入る事で、頼まれたり、頼んだり、が出来るようになった。同友会に入って良かったな」というのが、報告のまとめでした。

 川崎新田ボクシングジムという屋号を掲げる当社は、地名を冠に付け、地域密着の運営をおこなっています。
また、同グループだったストーリー株式会社代表の松尾実里氏は、川崎のママと川崎の仕事をつなぐ事業を展開しています。
ブラックホールの撮影で一躍名を馳せたエレックス工業株式会社代表の内藤岳史氏は、川崎市(行政)と繋がることがテーマとなったと言います。

 デザイナー魂を大切に継続し、地域特化へシフトしたことにより、新たなビジネスと価値が創造されたという今回の報告は、自社に置き換えるべき有意義なものだったと、各々が感じたのではないかと思います。

(文責 有限会社ホープフル代表取締役 川崎新田ボクシングジム会長 新田渉世)