テーマ:勝てる&稼ぐ事業ドメインの見つけ方はこうだ!
~事務員さんの年収1,000万円のビジネスモデル戦略編~

  • 報告者:日親電機株式会社 代表取締役 菅谷渉氏
  • 開催日:2020年2月18日(火)18:30〜
  • 会 場:横浜開港記念会館
  • 参加者数:51名

写真:日親電機株式会社 代表取締役 菅谷渉氏

20年ビジョンを計画

横浜みなと支部2月例会は、日親電機株式会社の菅谷社長にご報告していただきました。
企業が長期計画として10年ビジョンを作成しますが、菅谷社長はそれよりも長期な20年ビジョンとして計画を進めました。

そのぶれない計画こそが、今日の日親電機株式会社の姿だと思います。特に共感したのが、お客様の「弱み」研究して敢えてその領域に入り込んでいく過程でした。
他社がやらないドメインを自社のドメインにし、そしてそれを自社の強みにするお話は、これからの企業が進み道の大ヒントとなりました。

また、お客様の弱みの部分を、日親電機さんが講師となり定期的な勉強会を開催し、お客様から先生と呼ばれるようになります。
生徒(お客様)は先生に対して価格を下げない。

いや、むしろ言い値の価格で取引できるという、これまた素晴らしい戦略です。
大手メーカーが参入しない温泉事業では、温泉を集中管理して供給するシステムで特許を取得し独占事業としていきます。
このシステム図を拝見したときは「こんな簡単にできるシステムなのか!」と驚愕するほど単純な構造です。

温泉水には様々な成分が含まれるスケールという物質があります。このスケールが供給パイプの内部に付着すると、システムに支障をきたすのですが、そのスケールを抑制する構造もシステムに導入しました。

弊社は、水スケールによって機能ダウンした機械を薬品洗浄する業者です。
そのスケールの予防策として水処理も行っておりますが、洗浄は受注が多いので、ついついそれを優先してしまっています。
つまり目先のことだけを片付けているだけなのです。先を見据えて計画できていないので、良い学びを得ることができました。

常に情報を取り入れ、それを研究し、ビジネスチャンスをものにして行く菅谷社長の姿に、多くの気づきをいただきました。

この報告を聴いて

参加された皆様も、グループ討論で自社の事業ドメインを見直す良い機会になったと思います。

また、今回は鳥取同友会の方々にも大勢参加していただき、たいへん盛り上がった例会となりました。
菅谷社長、ありがとうございました。

(文責:株式会社エアークラフト 代表取締役 豊田 一也)