テーマ:地域に根ざしたプロバスケットボールのチームづくりとは!

  • 報告者:㈱DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役 元沢伸夫 氏
  • 開催日:2020年2月17日(月)
  • 会 場:川崎市産業振興会館
  • 参加者数:44名

写真:㈱DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役 元沢伸夫 氏

マーケティングやブランディングを始めとした経営実践報告

川崎支部2月例会は、(株)DeNA川崎ブレイブサンダース代表取締役の元沢伸夫社長に、横浜DeNAベイスターズ時代の話しから現在に至るまでの、マーケティングやブランディングを始めとした経営実践報告をして頂きました。

報告前半はベイスターズの「リブランディング戦略」の話しで、数々の失敗を糧に、まずはマイナスイメージを変えるために、ひたすら「かっこいい」を伝え、来場してもらう戦略に始まり、お客様に楽しんでもらう仕掛けや、地域への具体的なマーケティング手法を伺いました。

後半はブレイブサンダースの「ゼロブランディング戦略」の話しで、バスケットボールは中高生を中心に人気があるスポーツでとてもポテンシャルが高いにもかかわらず、ブレイブサンダースの認知度が極めて低いという現実から、野球に比べかなり少ない予算で、智慧を絞り、工夫をして行った「知ってもらう」ための実践事例から始まり、来場してもらったお客様に楽しんでもらう仕掛けや地域へのマーケティングは、ベイスターズ時代に培ったさまざまな方法をベースに次から次へと新しい試みを続けているということでした。

写真:2020年2月川崎支部例会の模様

これらの実績を上げ続ける根底には、元沢社長の「3つのこだわり」という揺るぎない柱があります。

  1. 最初は耐えて力をつけ、努力と情熱をみせる。(→自分がその背中をみせることが大切。)
  2. 数字は追わない。お客様を喜ばすことに本気でこだわる。(→攻めること。楽しい、面白いことを兎に角やってみる。)
  3. スポーツも事業も結果がすべて。(→結果へのこだわり。)

写真:2020年2月川崎支部例会の模様

これはまさに、経営指針の3大要素にも通じる素晴らしいこだわりであり、これによりチームが常に一丸となって頑張っているのだと感じました。そして、会の最後に元沢社長の右腕であり、ベイスターズ時代からの仲間であるブレイブサンダースの板橋部長からのPRの中で、『先ほどの2つ目のこだわりは、実は「数字は“追わない”」ではなく正確には「数字は“追わせない”」です。』と話されていたのが、とても深く心に響いた例会でした。
ありがとうございました。

(文責:(株)新川崎雲山堂 青地直樹)