テーマ:国内外から視察・見学が絶えない子ども夢パーク+フリースペースえんを語る

  • 報告者:認定NPO法人 フリースペースたまりば 理事長 西野博之氏(たま田園支部)
  • 開催日:2020年2月14日(金)18:30〜
  • 会 場:波止場会館
  • 参加者数:40名

写真:認定NPO法人 フリースペースたまりば 理事長 西野博之氏

命を中心に据え、共に生きていく場の提供

今回報告いただいたフリースペースたまりば西野理事長が一貫してメッセージしていた言葉です。

氏の元には行政、NPOなど様々な団体が視察・見学に訪れます。その数昨年一年間だけでなんと170。
これまで、ユニセフ、ドイツ、韓国、台湾、フィンランド、ベトナムなど世界各地からの視察も絶えません。なぜ、氏の元にはこれほど多くの方が視察に訪れるのか。
34年前、学校に行けない(行かない)子供たちを多摩川のほとりに居場所をつくり遊ばせていたのが「たまりば」のルーツで、「フリースペースたまりば」は「溜り場」と「Tama River」が語源だそうです。たまりば誕生からの10数年間は地域からの猛反対、行政・教育関係者からの大バッシングが続きます。その間も氏は「命を中心とした共に生きる場をつくる」。
ただこれだけを胸に様々な取り組みを継続します。

そして転機が訪れたのが県知事の表敬訪問でした。現場を視て驚きの声を上げ、一気に潮目が変わり、これまでの活動が花開いて現在の姿になりました。
それでも氏は「救えなかった命は片手じゃ足りない。無力を感じる。」と仰っています。今回の例会では氏の「優れた知力、明確な願望、屈強な信念」を強く感じ、そして「打ちては無数にある」という事を再確認することができました。
この2つは組織を運営する我々にとって欠かせない能力であると共に、やろうと思えば誰にでもできる事だと私は認識しています。

写真:2020年2月ダイバーシティ委員会 例会の模様

例会ではダイバーシティという枠を越えて、人として如何に生きるのか、人を生かすとは何なのか、そんな問いかけをいただけた本当に価値のある時間でした。
氏の人徳が人を惹き付けている本質であると理解いたしました。
ありがとうございました。

(文責:㈱ロジナス 代表取締役 山本啓一)