社員教育委員会

社員教育委員会とは？

同友会の社員教育

現在、国内外においては様々な社員教育研修会やプログラムが多数存在しております。
そしてそれに比例するかのように我々経営者の悩みの多くは「社員教育」ではないでしょうか。

そんな経営者の悩みを同友会の社員教育委員会は会員同士、経営者と社員同士、また他社の社員同士に至るまで
共に気づき、共に成長していく、「共に学び合う場」を作っています。

私たち、同友会の社員教育の理念は『共に育ちあう土壌をつくる』ところにあります。
中小企業は地域の人々に支えられている存在である一方、地域の人々の暮らしを支える重要な立場でもあります。

その役割を担っている私たち、同友会員中小企業経営者は地域社会から信頼される企業、信頼される経営者と
社員の集団となるため、社内において共に育ちあう土壌つくりを行い、
互いが『あてにし、あてにされる労使関係』の構築を目指して活動を行っています。

共に育つ『共育』を目的とした他にはない社員教育

同友会における社員教育はたとえ技術・技能・マナーの教育であっても一貫して次のことを追求しております。

お互いに現代に生きる人間として、どう生きたらよいか。
現在の内外情勢はどのように変化しようとしているのか、なぜなのか、どうすれば多くの人々の望む方向に変えることができるのか。
中小企業の地域社会に果たしている役割をしっかりと認識する。
働くことと、生きがいとの関係をつかんで、働きながら学ぶことの意味を知る。
経営者と社員が共に学びあいながら、高次元での労使の信頼関係・団結を確立する。

以上のことを保障するところに、他の研修会と同友会が行う社員教育との違いがあります。そのために私たち会員はカリキュラム、講師陣、運営について「同友会らしい責任」を常に持ちながら活動を行っています。講師、受講生が共に自主的、民主的に参加し、共に成果を得て、その成果を広く社内、会内に共有する。その過程の中でこれからの時代を担う人材と経営者が共に成長し、共に育つ『共育』の土壌つくりを目指しています。

グループ討論中心の『互いの意見から学ぶ』社員教育

同友会には、会員企業の業態が多種多様な異業種が、多く集まっています。
その会員企業の社員の皆さんが階級や社歴などステージ別の研修カリキュラムに参加していただいております。
他の研修と大きく違うところは技術やスキルを講師や社員教育委員が教える場ではないということです。

異業種が多く集まることのメリットを生かし、他業種の動向を知ることできることはもちろんのこと、
他社でも同じ階級同士としての役割や悩み、成功体験や、失敗談などの情報交換を行っています。

また、研修カリキュラムはステージ別で話していただきたい題目が用意されておりグループ討論中心の
『互いの意見から学ぶ』社員教育を実施しています。

『社員と共に学び、実践する』社員教育

私たち同友会員の大切にしている考え方、『社員を最も信頼できるパートナー』と位置づけている中で
大切な社員の日々の成長と瑞々しく豊かな人生を切り開くために
同友会の社員教育プログラムはその思いを念頭にすべて会員企業の社長が中心となって作っています。

その研修プログラムで他業種、異業種の社員同士が共に学び、会員経営者はその社員の学びと共に自社で実践を行い
社員と共にまた学び合い、同友会で実践報告をして経営者同士が学び合う。

それを幾度となく繰り返し、自社の社員の成長と経営者自らの成長を体現して
社員の幸せと会社の未来の発展の為の社員教育活動を行っています。

数々の研修で仲間と共に『共育ち』を行う社員教育

同友会の社員教育研修プログラムは階層別、社歴別などでクラス分けをして、ほぼ毎月研修が行われています。

毎回研修に参加をしている会員企業の社員の方々は1年目の新入社員研修で受講した時と、同じ受講生と
中堅社員研修を受講するなど、長きに亘って同期として共に成長をしていきます。

同友会の社員教育ではこの同期の絆を大切にしてほしいと考え、受講後の同期会などの開催も行っています。
（※現在、新型コロナウイルス感染防止の為、同期会の開催は中止しております。）

同友会の社員教育研修年間プログラムは以下の通りです。

4月　　新入社員研修会
6月　　2年目社員研修会　幹部研修連続講座（1回目・2回目）
7月　　幹部社員研修連続講座（3回目・4回目）
8月　　3年目社員研修会　幹部社員研修連続講座（5回目）
9月　　幹部社員研修連続講座（6回目）
10月　新入社員フォローアップ研修
12月　 4年目・5年目社員研修会
2月　　中堅社員研修会
3月　　幹部社員連続研修会（7回目最終日）

※詳しくは事務局までお問合せください。