10月の支部例会は、2名の新入会員の方の報告です。コロナの終息が見えないなか、主流となったハイブリッド開催となりましたが、リアル会場での報告とZoomでの報告。グループ討論も会場とZoomでそれぞれの課題について議論を交わすハイブリッド方式という異例の開催方式となりました。
先ずは、社会福祉法人かたるべ会の鈴木所長のZoomによる報告です。
冒頭の自己紹介で、学生時代からの障碍者の方々との関わりについて述べられ、良い面も悪い面も体感して、「かたるべ会」に入所するに至る経緯は、寄り添う姿勢と信念を感じました。「今の私たちの活動な無くなる社会」が理想であると語られた鈴木所長 現状の課題について、「新たな仕事の創出・就職先の創出」を挙げられ、Zoomでのグループ討論にもご参加いただき、意見交換をしていただきました。
続いて、(有)シー・エイチ・コンサルティング 柳社長はプロジェクターを使ったリアル会場での報告です。
自身の経歴について語られ、社労士事務所での経験から、「先生」と呼ばれ敬われる恩師の姿に違和感を覚え、本当の意味で中小企業に寄り添うために独立をされたと述べられました。
社名の由来でもある企業と人に寄り添う姿勢を貫き、提案をされています。
課題は「選択制確定拠出年金制度」を如何に正確に伝え広めていくか。
この課題について、リアル会場のグループ討論では、方法・問題点など忌憚なき意見が交わされ、情報を共有することができました。
グループ討論終了後のグループ発表は、指名せず、挙手による自由発表の形式でしたが、すべてのグループから挙手があり、時間の関係で抽選となる活発なものとなりました。
それぞれ1名づつの発表でしたが、自社に置き換え、問題提起をすることで、多くの気づきが生まれました。
意図せず選ばれたお二方の報告でしたが、強い意志を持ち、働く人々に寄り添う姿勢は共通するもので、中小企業の連携を深める良い機会になったと思います。
(文責 信亜装飾(有) 浅井雄二)