2024年11月21日
2024年12月18日[湘南支部]
湘南支部12月例会は神奈川同友会代表理事の田中さんに報告をして頂きました。さすが田中代表の報告となるとコロナ禍にも拘らずリアル&ZOOMのハイブリッドでゲストを含めて50名以上の参加となりました。
田中さんのお話しを聞き終わって私の第一の感想は、お話し内容も自社の運営もやって来た過程も一貫してブレがないことに感動しました。若き日の田中さんは「なぜ働いているのか?」4年に亘り自問自答を繰り返します。その答えを導き出します。それは働く価値を考え、働き方を選べる組織。それに基づき事業プランを作って今日に至っています。
それは今日の社員教育にも同じ内容が反映されています。なぜ働いているのか?社員に答えを教えないで導きます。それは“自由”でした。生き方を自由に決めることができる社会制度。決して強制ではない自社の経営方針でもある選択制民主主義にも結びついています。
何の為に会社があるのか?この可視化が理念と言います。社会的意義は社会の成長。その為に社員が一人一人成長することがHSAの行動基準になっています。
中期事業計画はホールディングス化して分社化を図り、自主性の最終型を実現させ、労働組合があり労使見解の実現も視野に入れるスケールの大きさは素晴らしいです。最後に人々が夢に挑戦することを熱く語っておられた田中さんの姿が印象的でした。
(文責:株式会社FCC 代表取締役 深澤正司)