小田原支部2月例会は「経営指針成文化!before after!!」というテーマで経営指針作成部会の52部会を受講された泰東工業㈱小澤三有社長とinfo.REX㈱高崎剣太社長に報告をいただきました。
経営指針を成文化したあとどのような取り組みを実践しているかなどbefore after形式にしてお話しいただきました。
簡単にお二人には自己紹介、自社紹介をしていただき、次に同友会入会、経営指針を受けるきっかけを話していただきました。小澤さんは経営指針を作るために入会、高崎さんは会社を創り社員雇用のため経営指針の必要性を小林支部長にアドバイスをいただいての経営指針作成部会への参加でした。
そして本題の経営指針成文化 before afterについて進みます。「人間性」、「社会性」、「科学性」、10年ビジョンの進捗状況について受講後の変化を主に話していただきました。
人間性では社員とのより深いコミュニケーションをとる努力するようになった結果業務も円滑にすすみ、そうすると今回の例会での定義でいう社会性(お客様の幸せ)も高まり、その結果他社との差別化(科学性)も進み売り上げも伸びているというお二人に共通したお話でした。10年ビジョンについては進捗としては未達ではありますが重要と認識し、取り組みに再挑戦する意欲を伺いました。
お二人とも打ち合わせ時には作成部会を受けてから変化があまりない、経営指針に沿った経営をしていない、実践していないと話されていましたが改めて成文化後の経営の検証をすると大変変わったと実感できます。
それは家族、社員、協力会社、お客様も気づいているはずですし、お二人とも実感として経営に関してぶれなくなったと言われておりましたがまさしくそれが大変化なのです。
グループ討論ででは報告者のお二人から現状抱えている悩みに対して討論しました。
小澤社長からは「社員のモチベーションを爆発させる評価方法は?」高崎社長からは「採用面接について皆さんは面接の際にどのようなことを質問したりどのような点に注意したりしていますか。」です。
グループ発表では問題解決にいろいろな意見が出され、どれも報告者に良いアドバイスになりました。
(文責:㈲杉本園芸 杉本 聡)