新年度の初例会。㈱Woo-By-Styleの野村社長に報告頂きました。
同社は、2008年に創業し、イベントの企画や運営を行っている会社。
報告では、「経営者となった理由とこれまでの歩み」「組織作りと経営スタイル」「社会の溝を埋めていく同社の事業スタイル」の3つの構成でお話頂きました。
「経営者となった理由」では、野村社長自身の環境(境遇)から幼少期より経営者となることを意識していた事、寿退社&出産をきっかけに自身が社会に対して感じた「溝」を埋めるために起業に至った事が語られました。また「組織作りと経営スタイル」では、起業当初の「全てを社内で対応するスタイルから外注を活用する形への変化」や、「プロジェクト化によってどんなライフステージでも続けることができる雇用の多様化」を行ったとのこと。
更には「事業スタイル」のパートでは、地域の課題解決をビジネスとして行う同社が、何を大切にして、どのような考え方で取り組んできたかについて、事例を交えて詳しく報告頂きました。同社の多様な人たちが多様な働き方を通して、地域の様々な課題を解決していく姿。これを経営者の視点で、じっくりタップリとお話を伺うことが出来ました。
報告で強く印象に残ったことは、「一石〇鳥の課題解決」と「想像力と思いやりを持ったコミュニケーション」という話。一石二鳥の2が3以上になるという意味の「一石〇鳥」。同社がお客様から引っ張りだこになるヒントがそこにありました。
そして「想像力と思いやりを持ったコミュニケーション」を大切にしているからこそ、社員一人一人のライフステージに沿った働き方を提供し、連携パートナー(大企業から個人事業主まで)との関係性を活かし地域課題を解決出来るということを学びました。
報告中も、恐らく仕事においても明るくエネルギッシュにお話される野村社長。その楽しく明るく前に向かっていく姿勢が、社員を始め、多くの関係者のチカラを一つにまとめているのだと思います。私も一経営者として、強く見習いたいと思います。本当にありがとうございました。
(文責:有限会社川田製作所 川田俊介)