今回の例会は、今年春に行われた経営指針61部会を受講された、白井さん、堀内さんの実践報告になりました。
堀内さんは41部会も受講されており2回目の受講です。
そのお二方からなぜ指針が大事なのか?また、作成した指針を実践していくには何が必要か?堀内さんには41部会の1回目と61部会の2回目の比較など、お二人の体験談をもとに指針の意義を、そして経営指針の実践を参加者の方全員で考える事ができた例会になりました。
白井さんの報告は経営者の姿勢の確立。これは経営理念に想いをこめ自分軸を作ることで、自社のやるべき事やビジョンが明確になり場当たり的な判断をせず、自社の理念やビジョンに照らし合わせて行動する、ゆるぎない経営者の姿勢。また、その理念やビジョンに対して向き合う心の底から湧き出たパッションが経営者の姿勢の確立に大事な事だと学ぶことができました。
堀内さんは二回目の経営指針作成部会参加となり、前回受講時の自分と現在の自分の比較はとても興味深いお話もありました。両部会を比較してカリキュラムの違いはあれ、自分の核(想い)になる部分「人を輝かせたい!」に変わりはなく、二回目の受講でさらに自分の核となる部分が核心に変わったというお話しは興味深くお話を聞かせて頂きました。
変化した点として、個人で人を輝かせることから、61部会受講後はチーム(組織)で人を輝かせるという視座の変化があったお話も、社員と共に学び育つ経営者の姿勢を学ぶことができました。
その他にも、経営指針の実践を行う上でたくさんの物語がお二人にあり、その過程にはたくさんの同友会らしい企業づくりの物語として胸を熱くするものがありました。
今回のお二人の報告を聞くことで、激動と言われる現在の経営環境の中で同友会らいし企業づくりを行い、きらりと光る中小輝業ができていくのだと、改めて気づきました。明日からの自社に実践に取り入れて行きたいと思います。
(文責:福田産業株式会社 福田隆将)