2024年11月21日
2024年12月18日[横浜みなと支部]
人は大きな逆境に直面すると「ああ、なぜこんなことになってしまったのか」と考え、過去を悔いることに延々とエネルギーを使ってしまいます。
「これからどうなってしまうのか」「ピンチをどう乗り越えればいいのか」と頭を悩ませてしまいます。
コロナ禍売上99%減であれば、先が見えなくなるのは当然のことです。
売上が見込めないのであれば、コストを削減するか、別事業を始めるか、などの方針を変更せざるを得ません。この時期に同会でも多くの退会者が出てしまいました。
しかし、木地本さんは同友会だけは退会しませんでした。
その理由として、親しい仲間から「大丈夫?」「何か出来ることない?」などの声がけや気遣いがあったことが励みになったからです。
自身のことを気にかけてくれたこと、話を聞いてくれたことが、何より嬉しかったそうです。
しかし、それらは同友会を通じて親睦を深めてきたからこその結果だと考えています。知識を得るだけ、仕事に繋げるためだけに参加するのではなく、懇親会を通じて交流を深めてきたからこその繋がりだと思います。
だからこそ、例会で学び、懇親会で交流を深めることが何より大切だと強く勧められていました。例会だけ参加して変えるのは勿体無いと言っていました。
今回のコロナショックを通じて「あの苦労のお陰で、大切なことを学べた」「あの失敗のお陰で、自分が成長することができた」「社員との絆も生まれた」と振り返ることが出来きたそうです。
禍福は糾える縄の如し
(文責:株式会社オマージュ代表取締役 齊藤健司)