横浜北支部の10月例会は、毎年恒例となりつつある、新会員による自社の現状と課題を語るテーマでお二人の新会員さんにご報告いただきました。
23歳からバール二本で解体工事、産業廃棄事業を創業した。
なかなか他との差別化が出来ない業界の中で三方誠実の追及を掲げ利他だけでなく自利があっての自利利他の徹底を統合理念とする。
深刻な人材不足と熾烈な価格競争に対しては、解体途中に廃棄するだけなので普通ではやらない5Sを意識し、きれいにまとめて置いたりと他社との差別化を思案実行している。
また、人材に向けては業界全体の魅力を高めるように活動していく。と前向きな姿勢にとても力強く感じました。 小さい差別化を愚直に徹底実行していく姿に大変刺激を頂き微差こそ大差を大事に自社でも実践していきたく思いました。
16期目三代目でリサイクルトナー製造販売会社を就任した。
将棋とプロ野球が趣味で高校三年生から実家で一人暮らしをした強者で代取り就任から800万円泥棒事件から役員クーデターなど波乱万丈なスタートから「意識改革」「電話営業」を中心にし、運営している。
早くやって!は今日中に!に、いつでも!は1週間!になど曖昧な表現は社内で意識の統一しすれ違い予防、思い違いを防止し力を一つにまとめ上げた。
また、経営指標を徹底的に研究対策し一番の重しである家賃低減の為に引越することにより頑張れば報われる体制を構築した。
そもそものリサイクルトナー製造販売事業は辞めて!アスクルなどを参考にしもともと得意の営業力を生かし地域密着をキーワードに売り方を変え、売るものも周辺機器含め総合的なサポートにより業態を大きくさせた。
とても一言では話せないなかなかシビアな境遇や環境にも関わらずこちらも前向きにとらえ笑顔で変化を楽しみ社員一丸となって運営する姿に自社でも社員との意識統合を大事にしていきたいと思いました。
(文責:五光・Gホールディングス㈱ 村井秀敏)