2024年4月24日、神奈川県中小企業家同友会 第61回定時総会がワークピア横浜で行われました。
一昨年から行われているオンラインとのハイブリッド形式での開催となり、リアル161名、Zoom25名、計186名の会員が参加をしました。下記の内容が承認されました。
第一部は、田中勉代表理事の挨拶からはじまり、2023年の総括、報告、2024年度の方針、予算などが示されました。
特に2024年度は、2025年度に神奈川県で開催される全国総会を見据え、会員数1000名を目標に掲げました。
また、2024年1~3月に行われた会員増強キャンペーンでは1位となった湘南支部が表彰され、表彰状と金一封が贈られました。
第二部は特別例会として中小企業家同友会全国協議会副会長、愛知同友会相談役理事 エイベックス株式会社 代表取締役会長加藤明彦氏をお招きして「自社発展の鍵は、同友会理念の愚直な実践にあった!〜同友会運動と企業経営は不離一体〜」というテーマでご報告いただきました。
多くの資料をご用意いただき、同友会での学びを自社へ持ち帰り、どのように取り入れていかれたかなど、明日から私達にも活用できる内容となっていました。
何もしなければ、今ある仕事は、必ずなくなるといつも危機感を持つことが重要だと加藤氏は言います。
先のコロナで「激変の時代」という言葉がよく使われていましたが、いつも激変・消滅の時代であると語ります。今まで振り返っても、コロナだけではなく、リーマンショックや震災、バブル崩壊、極端な円安・円高など色々なことが起こってきました。人を生かす経営の中にも「時代の変化に対応して、経営を維持発展させる責任がある」という文章がある通り、いつも激変の時代と想定し経営を行っていくことが必要だということです。
加藤氏の体験報告ですが、先代の頃から勤務する社員から「お前の言っている事は正しい。だけど言い方が気に入らない」と言われたと言います。
言葉一つで会社が円滑に回らなくなると言うことは、誰にもどこか反省をする点があるのではないでしょうか。
社内はもちろんお客様と何かうまくいかない場合、自分の言葉の選択が相手にとってよくないのかもしれません。
加藤氏のお話で自身の行動を見直すきっかけになったという感想も多く聞かれました。
第三部として同会場3階にて行われた懇親会では2025年全国総会副実行委員長 岩谷昌幸氏、國澤絵里氏、横江利夫氏3名が揃い、出来上がったばかりのチラシを手に、2025年全国総会のPRを行いました。
今年度の活動方針は「あらゆる可能性を最大限に生かす創造から創出へ」。今年度もみなさんと一緒に、可能性を創出していきましょう。
(文責:株式会社ハマ企画 松村千代/ 写真:有限会社マス・クリエイターズ 中林正幸)