6月例会は、毎年恒例となりつつある湘南と県南支部の合同例会をおこないました。
報告者は初報告となる、ジーンズショップの経営者 デニムマンの新倉さん。会場も合同例会とあって、通常の5倍くらいの広さの会場でしたが、大変活気にあふれた状況で、スタートしていきました。
テーマにある新業態とは、ジーンズを従来の来店型店舗ではなく、最近多くなってきている野外イベント等で見られるキッチンカー販売をヒントに、移動車(キャンピングカー)で販売するという形態を日本で初めて行っているという報告でした
誰も思いつかなかったのか、うまくいかないと決めつけられていたのか、思いついてしまった、新倉さんからすると楽しみでしかなかったとのことです、報告の様子からもワクワクしている様子が参加者によく伝わって、羨ましがられていました。とはいえすべて順調にいくわけではなく、今まで(50歳を過ぎるまで)のアパレルで長い経験があったとはいえ、初めてのことしかないので、考えることは多かったようです、その中でも奥様と話し合いを繰り返すことで必要なこと、大事なこと、メリット、デメリットを整理することができ、売り上げを上げていくことができたそうです、参加者からも奥様の意見の大切さを同感する声は、多く上がっていました。また、やはり今までの経験と新業態へのチャレンジ精神が行動力を生み、新しい仲間とつながっていったことが大きかったように感じました、同友会の入会も大きなヒントをもらえているようでした。
グループ討論では、「自社のウリ、強みを今後どうしていくか」をテーマに各社のウリをみんなで共有でき大変盛り上がりました。
自分たちの持っている強み(武器)をワクワクしながら活用できれば、最強の経営ができるのではないかと新倉さんの報告から学び取ることができました。
当日は、ショップの商品販売もおこなわれ、新倉さんの扱っている商品の品質の良さにもふれることができました。(大盛況でした)
今後は、現在の平塚からさらに東(横浜方面)へ販売を広げていきたいとのことです。
昨年のかなカン開催地だった湘南から、また、新しい風、大きな風が吹くことを感じられた例会でした。
(文責:有限会社リプロ 秦 喜久夫)