
報告者の齊藤さんからは新規事業への挑戦の経緯と実施後の課題などを赤裸々にご報告いただきました。
齊藤さんは大手証券会社・外資系保険会社等のキャリアを持つ金融マンで2016年に保険代理店として独立しました。保険業界のプロでありながら、なんと新たに新規事業として選んだのはクレーンゲーム機(レンタル)の導入代理業という全く異なる業種でした。まずは、その勇気と思い切りに驚きます。クレーンゲーム機は海外からの観光客に特に人気で、日本へ旅行をする上での大きな魅力になっているそうです。
しかも、このニッチな事業は導入顧客にとって場所を提供する以外には費用ゼロで売上が立つという魅力的なものでした。金融商品というリスク説明が付いて回る商材とは大きく異なります。しかし、3年弱の事業期間で獲得できた契約は満足のいく件数ではありませんでした。まだまだ祖業である保険代理店業がなければ会社は成り立ちません。それでもクレーンゲーム機を含むエンターテインメント分野の可能性を信じ、粘り強く事業を続けています。そして、壁にぶち当たった今こそ、同友会の知見を求め、果敢に実践報告に臨みました。

私、鈴木も齊藤さんと同じく金融業界出身です。私は経営コンサルティング事業を続けていますが、社会の変化などを考慮すると、やはり既存事業だけでなく、新規事業への挑戦の必要性を感じています。しかし、それは簡単ではありません。新規事業を見つけること、挑戦すること、そして継続することそれぞれとても難しいことです。挑戦する、そしてそれを同友会の仲間に共有し、意見を求める。その前向きな姿勢を齊藤さんから学ぶことが出来ました。

新規事業への挑戦に関する報告ということで、多くの方が興味をお持ちだったようで、他支部からのご参加も多かった印象です。余談ですが、会場参加者は35人、それに対し、懇親会出席者が31人。横浜北支部は飲む人が多いな~、とのコメントを複数の他支部の方から頂きました。
(文責:合同会社SDGs経営サポート 鈴木崇史)