県央支部9月例会は、このコロナ禍で各社どのような取組をされているのか、ご報告頂きました。
コロナ禍を受けてHP経由での問い合わせは大幅増加になったが、成約率はそれほど上がっていない。
コロナ禍で心がけたことは、右往左往しないこと。
コロナを正確に理解しようとした。
ウイルス、免疫、感染症に関する本をそれぞれ3冊ずつ読み、コロナについて正しい認識を習得し安心した。
それが経営にも活きているとの事です。
数年前から取り組んでいた新販路の開拓が実を結び、コロナ禍でも3割減程度で済んでいる。
社内のスキルマップを見直し、自分がどの位置にいるのかを再認識させた上で従業員にスキルアップをうながしている。
自分に起きることはきっと乗り越えらえる。
開き直って、出来ることを愚直にやっていくことが大切との事です。
現在、非常に融資がしやすい環境になっている。
審査もすぐおりる。
しかし、これからは販路拡大になるビジネスマッチング、経費削減の提案など本業支援に注力すべきではないか。
コロナに感染しない事。
感染した場合に備えて、業務の引継ぎを確実にできる体制を準備しているとの事です。
ネット注文が日常化されたことによりネット販売が爆発的に伸びている。
コロナ禍で働き方を見直し、時間ではなく成果重視へと転換した。
Zoomの利用は、社内、海外子会社とのコミュニケーションに大変役立っている。
緊急事態宣言後、従業員にアンケートを取りそれを基に、効果的な3密防止対策を実行できた。
早め早めに手を打ち、できることをやってみよう。
今後、ネット注文が当たり前になるので、それに備えたHPの見直し。
販売につながるHPづくりが大切との事です。
報告者から学んだこととして、コロナに対して、冷静に現実と向き合い、自社で出来る対策を打っていく。
現状を正しく認識し右往左往しない。
ネット注文が日常になったことを事実として受け入れ、販売につながるHP作りにトライしたいと思います。
ネットを介したビジネスの深堀りを更に進化させる必要があるとあらためて実感しました。
(文責:㈱田中製作所 川島 優)