「ありのままの自分で働く」という経験から~LGBTと就労を考える~にて、認定NPO法人ReBitの中島潤氏をお招きして、zoomにてご報告いただきました。
冒頭で6人の男女の写真を見ながら、この中に何人のLGBTの方がいらっしゃると思いますか?という問いから始まった報告。
5/6でLGBTの方がいらっしゃるということでしたが、見た目ではまったくわからない。
LGBTは、自分と関係ない世界の話や、知らない誰かの話、ではなく身近な誰かの話、隣にいる誰かの話なのです。
中島さん自身が学生の頃や、社会人なりたての頃、出会った人に助けられたから今がある。だからこそ、いま悩んでる人を助けたい。その想いから、ありのままの性で生きていこう!と、伝えているそうです。
同友会も恩送りという言葉がありますが、まさにそれと繋がることでした。
誰と出会うかで人生は変わっていきます。
繋がりや優しさ、手助けがあって、ありのままの自分を受け入れて人は成長していくのではないでしょうか。
LGBTに限らず、人と人のコミュニケーションは、こちらが思ってもみない些細なことが、相手にとっては大変なことや大切なことだったりします。
だからこそ、認め合い、話し合える環境はとても大切になってくる。お互いを深く理解しあうコミュニケーションをとれているのだろうか。
すぐそばにいる人とだって、きっと同じことが起こっているのだと、中島さんのお話しから気づきました。
一人一人が自分だけのパーソナリティを持っている。みんな違ってみんないい。
生まれたままの自分で生きることを、認め合う社会になれば、きっと男と女というたった2つの性で表すことはなくなる。
LGBTやダイバーシティという言葉もなくなるかもしれない。
自分基準の【普通】なんてメガネは外して、身近にいる人をしっかりよく見て、コミュニケーションをとることの大切さを教えていただきました。中島さんありがとうございました。
(文責:アウェアネスラボ 代表 浅場渉美)