川崎支部6月例会は、オンラインシステムのZoomを使用して3名の報告者からこの新型コロナ感染症の影響でどのような課題や取り組みをしているのか報告をいただきました。
㈱奥原商事の奥原さんからは、コロナの影響は前年対比(1月~4月)売上の低下で仕出し弁当事業が特に売上低下しました。
また、在宅・出勤時間の短縮により個数減になりました。
ただ、逆に工場関係の会社は通常営業で特に問題なく納品が出来ました。
園児給食部門も自粛により売上低下です。
介護事業に関しては特に変わらず納品ができて、売上も増加した月もありました。
そのような中で会社の体質を売上ではなく利益重視で経営方針に変えました。
次に㈱日崎工業の三瓶さんからは製造業として、サイン・イベント・航空機などを営んでいます。
コロナショックの影響で売上は60%ダウン。
今後の製造業の予測として電気系は良いのではないか、自動車関係・建築業は苦しいのではないかと予測しています。
今回のコロナでの気づきとしてオーダー注文になる為、注文が無いと厳しい待ち受けの状態です。
今後の展望は本格的にBtoCへ参入をしていき売上の安定をしていく、アウトドア用品に力を入れて今後の売上拡大を目指していきます。
次に㈱応用ソフトの鈴木さんからは医薬業界の状況とその影響として業界への影響もコロナにより厳しい状況にはなっていて新薬部門が止まっている状況です。
その中での自社の方向性としてリモートワークで、まだ全員が出勤していない中で見えてきたものもあります。
また、働きかた改革としてリモートでも、業務効率は低下しました。
リモートワークで仕事を発揮できた社員と低下していく社員がハッキリ分かれてきました。
営業支援としては、プッシュ型営業・プル型の営業・コミニケションツールによる新しい情報共有の活用の提案をしました。
今後の3つのキーワードとして、クラウドの型の勤怠管理システム・クラウド型の営業支援ツール・安価な監視カメラ、スクレイピングなど色々な角度で事業を進めていきたいです。
その後はブレイクアウトルームを使用したグループ討論を行い、討論テーマとして、この新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、皆さんは次の一手をどう打っていますか?また、打っていきますか?とお互いに討論しました。
(文責:(株)錦屋 田中 博)