2024年11月21日
2024年12月18日[横浜みなと支部]
成果とは、「自分が成し遂げた良い結果」のことですが、成し遂げるとは、ゴールまでやりきるという意味があります。テーマでもある「成果につながる気づきと行動」においては、目的と、目的の実現に向けて定めた目標に対して、どれだけ良い結果を出せたかということが成果になると考えている。
それらを踏まえて、経営指針を作成したお二人が、どのように実践されてきたのか、課題にどう向き合ってきたのかをパネルディスカッションを通じて問題提起した。
質問により、報告者から頭の中にあるものを引き出すことによって、「自分はこんなことを考えていたんだ」と認識したり、伝えているうちに「なんか閃いた」と気づきや発見を促せた。
それは、グループ討論においても参加者全員が、対話の中で相手に言葉を届けるだけでなく、自分にも届けていたことに新たな気づきを促していた。
グループ討論から発表での気づきは、「とにかく行動する事」が、意見として一致していた。他にもこのような意見があった。
何を達成するのかを明確にする。目標に対する進捗を管理する。
とは言え、目標通りに事が運ぶことは稀で、「頑張っているのに成果が出ない」と悩むことがある。そんな時こそ、「何のために仕事をしているのか」をもう一度考え直す必要があるのでしょう。
本来、仕事とは誰かのお役に立てる事であり、その感謝の代わりの証として代価をいただくものです。お金そのものに価値はなく、誰かの幸せの形を変えたものがお金なのですしょう。
しかし、お金が人生の中心になってしまうと、仕事そのものの目的を見失ってしまうのかもしれません。
つまり成果につなかるには、気づきを行動に変える目的や目標が不可欠であるという結論に至りました。
(文責 株式会社オマージュ 代表取締役 齊藤健司)