テーマ:「「障害者雇用」という言葉の違和感」
    ~毎日一つ一つをやったらできた20年~

  • 報告者:有限会社ノア 専務取締役 谷田正樹氏
  • 開催日:2021年9月30日(木)
  • 会 場:Zoom(オンライン)
  • 参加者:50名

経営理念を作る為に埼玉同友会に入会したという谷田さんは障害者が戦力として活躍できる企業づくりに取り組まれています。実際に働いてくれている社員のたっちゃんとてっちゃん(共に障害あり)の心温まる事例を映像含めて知る事が出来たことはとても良かったですし、ボタンはめを道具を使わないでとめて、会社の中で一番早い女性社員(障害あり)の事例にもびっくりしました!
障害があっても素晴らしい戦力として活躍出来る姿がそこにはありました。
また会社の通路は狭く、急な階段もありハードの面ではバリアフリーとは言えないと谷田さんは話されましたが、会社の中はソフトの面で心のバリアフリーが出来ていました。改めてバリアフリーという言葉についても考える機会になりました。

コロナの影響で大変な状況の中、新たに福祉事業所とのコラボ事業にも取り組まれています。
障害があるなしに関わらず会社の経営理念の元、みんなが戦力として輝けているからこそ「障害者雇用」という言葉の違和感も生まれるのだと思いました。また高齢者でも働ける会社であるという事もこれからの高齢化社会の中、高齢者が元気でいられる社会づくりは日本の大きな社会課題でもあります。社会課題に取り組み社会的役割を担うことも自然と出来ていました。
「自社の社員従業員が素晴らしいと胸を張って言える」そのことに気づかせてくれたのが障害のある社員従業員だとも言われていました。

障害者雇用とは何かをすごく学べた例会だったと思います。ハードルを上げずにまずは実習を通して知り合いふれあい認め合うことから始めていくことでいいと思います。神奈川同友会のHPにダイバーシティー委員会の実習を受け入れてもいいよという会員企業のMAPもありますので、登録して実習に取り組んでいただけたらと思います。

最後に、障害者が戦力として活躍出来るまでには時間もかかります。でも必ず素晴らしい戦力になって良い会社づくりにも貢献してくれます。そのためにも経営指針を作成し、経営理念のもと、しっかりと科学性も高めながら自社の経営に取り組もうと強く感じました。

(文責 株式会社まちふく 代表取締役 田中博士)