2024年11月21日
2024年12月12日[相模原支部]
今回の例会は、有限会社パーソナルアシスタント町田の安藤相談役よりご報告頂きました。
報告者は、18歳の時に交通事故で重度障がい者となり、多くの生き辛さを感じてきました。
それまで気にも留めなかったことに憤りを感じたり、感謝したり、多くの感情が交差する日々を過ごしました。
その中で自身の状況を不満ではなく使命感に変え31歳で起業されました。
起業されてからは、障害福祉業界では多く見られる責任と権限の分離を一元化し、当事者本人が自己決定していく仕組みを構築し、現在に至ります。
ここに至るまでは業界のあたり前が障壁となり多くの苦労、苦難がありましたが、起業当初の使命感を失うことなくやり遂げております。
また、障害福祉市場全体の社会的地位の向上のため、売上高約7.76億円、従業員数228名、賃金は業界平均の約1.5倍を実現されております。
我々経営者は、様々な想いで経営をしていますが、本当に目的に向かっているのか、一歩ずつ近づいているのか、と問いかけられたような感覚になり、常に前向きである事の重要性を再認識させて頂きました。
そして、報告者は多くの仲間の存在にも感謝しておりました。
一番近いところでは社員の方々だと思いますが、同友会の仲間も同様だと感じました。
このコロナ禍の報告ではありましたが、非常に多くの学びを得られ、前向きになる例会となりました。
(文責:株式会社ミナシアホールディングス 本庄浩義)