最近「DX」という言葉をよく耳にするようになりましたが、「DX」とは何なのか?
また、IT化や IT 活用との違いなどについて、鈴木氏より報告がなされました。
鈴木氏は、(株)東芝にて、電力会社の電力系統システム関係の開発に携わりました。
東芝を退職後、(株)応用ソフト開発に入社し、その後同社の代表取締役に就任しました。
同社の主な務内容は、医療情報システム開発、電力情報システム開発、中小企業向けビジネス情報システム開発などです。
今回の例会では、DXの定義、DXが求められる理由などに関して説明がなされました。そして、ITを導入しただけではDXにならないとか、DXを活用することで組織構造や企業文化を変革できて、新しいビジネスを生み出すことができるなど、難しくなりがちな話をかみ砕いて説明してもらいました。
会社が医療情報システム開発に関わっていることもあり、最近のコロナ渦中における自社の状況についてもコメントがなされました。リモートワークにより働き方が変化したとか、病院からの要請により従来のような営業パターンが出来なくなった、などの報告がありました。
グループ討議のテーマは、「これってDX?自社の業務変革などの取組みについて」でした。
そしてグループ発表の際に、これはDXかどうかを報告者の鈴木さんに判定してもらうという進め方をしました。
今回の例会は、リアルとZoomの併用で実施しました。グループ討議は、リアルが4グループ、Zoomが2グループでした。リアルとZoom併用の例会が続いていますが、徐々にリアルへの参加者が増えています。事務局は大変ですが、Zoomは遠方の会員が容易に参加できるというメリットもありますので、しばらくはリアルとZoom併用の例会を続けていただきたいと思います。
ちょうど、新しくデジタル庁が発足するタイミングでもあり、今後DXの概念が拡大していくものと思います。11月19日に行われる「かなカン」においても、第5分科会で鈴木社長によるDXについての報告があります。興味のある方はぜひご参加ください。
(文責 ローズマインド(株) 代表取締役 香川 哲)