(有)ネットワークさくら 代表取締役横山由紀子さんに「ようこそ対立の世界へ!」~本気の討論が会社を変える!~ というタイトルでお話しいただきました。
まずは横山さんの生立ちから・・・浦和市議会議員(共産党)のお母さまが立ち上げた事業は介護グループホームの先駆け的な取り組みでした。お手伝いから始めたことですが、持ち前の開拓気質で会社の中核として働くようになります。2012年には事業継承をされ、事業拡大に向けて意気揚々と臨もうとしていましたが、スタッフの大量退職、売上半減など大変つらい時期を迎えました。その時、横山さんの埼玉同友会での経営指針作成に取り組み乗り越えていきます。
「実践の横山!」曰く、よいと感じたことを社内に現場に取り入れることから起きる摩擦をとことん「対話」を重ねることから共有共感していくところまでもっていくパワーに圧倒された報告でした。
今回の報告から皆さんそれぞれの立場で響くところがあったかと思いますが、とくに、①先代が次の経営者に選ぶ視点として、トップダウンではなくみんなに相談する、巻き込む力がある横山さんの資質を大切にしたこと、②先代の教訓である「ひとにとって大切なことは、役割をもちあてにされ、感謝されること」を横山さんが大切に感じているところです。
私も父から引き継いでおりますので、創設者の言葉のチカラが自分の生きる上での指針となる場面が多く、ありがたいことと思っています。
横山さんの素晴らしいところは、正面から人に事に対応するところです。
「直球勝負」圧をかんじることもあるでしょうが、結果としてわかりやすく、問題解決の早道なんだ、と改めて感じたところです。誤解を受けることもあるでしょうが、人と人とが濃くかかわる仕事場においては、わかりやすいことが大切だと教えていただきました。
ネバーギブアップの精神をもった社長がいるって、スタッフの自慢だろうなと思います。
こんな素敵な社長が掲げた10年ビジョン、今度は社員たちと創り上げていく喜びが横山さんをもっと成長させてくれるかと思います。
まだまだ道半ば、これからがたのしみです。
(文責:株式会社栄港建設 代表取締役専務 岡野美紀子)