2024年11月21日
2024年12月12日[小田原支部]
経営指針作成部会で使用する冊子「人を生かす経営 中小企業における労使関係の見解」
5.労使における問題の項に「やりがいのある仕事」という記述があります。
つまり労働者は労働に対する誇りと喜びを求めていることも事実とあります。技術革新が進む中で仕事はますます単純化され合理化されるので、なおいっそう労働者の労働に対する自発性と創意性をいかに作り出していくかは経営者の大きな課題…とあります。正しくそれが経営者の仕事であり責任の一つでもあります。ミノン株式会社の場合、利益計画表を基にした数字の共有から社員とともに毎年の経営指針更新の実施であったり、単純作業から難易度が高い産業機器の組み立てへの変化でありました。
本日の討論テーマ「経営をする上で大切にしていることはなんですか。」でした。会場からは「社員、お客さん、取引先のコミュニケーションのバランス」、「好きなことをしていく」などの発表がありました。豊田社長のお考えは「社員を幸せにすること」でした。それが「やりがいのある仕事」ではないかと思いますし、それを創造するのが経営者の役割だと思いました。
豊田社長はご自分のことを「ゴルフしかやらない社長」と自己紹介しますが、例会の打ち合わせ時には様々な質問をぶつけたのですが、すべて即答していただきお考えにぶれがなくご自分の中に経営の哲学をお持ちだと感じました。
社員と一緒に開発事業に向かっていく未来のミノン株式会社を楽しみにしているのと、経営の目的「社員が幸せになる」から「社員と幸せになる。」、豊田社長も一緒に幸せになってください。
(文責:㈲杉本園芸 杉本 聡)