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神奈川県中小企業家同友会
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[報告] 2020年8月 相模原支部 例会

テーマ:「1000人30億を目指して進化する経営」
~電動車いす経営者の奮闘記~
開催日:2020年8月27日(木)
報告者:有限会社パーソナルアシスタント町田 相談役 安藤信哉 氏
会場:ぽっぽ町田 &Zoom(オンライン)
参加者:33名
有限会社パーソナルアシスタント町田 相談役 安藤信哉 氏

今回の例会は、有限会社パーソナルアシスタント町田の安藤相談役よりご報告頂きました。

報告者は、18歳の時に交通事故で重度障がい者となり、多くの生き辛さを感じてきました。
それまで気にも留めなかったことに憤りを感じたり、感謝したり、多くの感情が交差する日々を過ごしました。
その中で自身の状況を不満ではなく使命感に変え31歳で起業されました。
起業されてからは、障害福祉業界では多く見られる責任と権限の分離を一元化し、当事者本人が自己決定していく仕組みを構築し、現在に至ります。

ここに至るまでは業界のあたり前が障壁となり多くの苦労、苦難がありましたが、起業当初の使命感を失うことなくやり遂げております。

また、障害福祉市場全体の社会的地位の向上のため、売上高約7.76億円、従業員数228名、賃金は業界平均の約1.5倍を実現されております。

我々経営者は、様々な想いで経営をしていますが、本当に目的に向かっているのか、一歩ずつ近づいているのか、と問いかけられたような感覚になり、常に前向きである事の重要性を再認識させて頂きました。

そして、報告者は多くの仲間の存在にも感謝しておりました。
一番近いところでは社員の方々だと思いますが、同友会の仲間も同様だと感じました。

このコロナ禍の報告ではありましたが、非常に多くの学びを得られ、前向きになる例会となりました。

(文責:株式会社ミナシアホールディングス 本庄浩義)