今回の例会は、例会報告「プレミアム」と題し、2019年3月〜2020年1月までの報告者の中から選ばれた5名による座談会形式で開催されました。
新型コロナウィルスの影響により、3密を防ぐ為にオンライン会議システム「Zoom」を使用した例会で、報告者は某会場に集合してパネリストとして登壇し、各々の報告を振り返りつつ近況を発表しました。
コーディネーターを務めた、合同会社イーストムーンインターナショナル代表の卯月由美氏による巧みな進行のお陰で、オンラインながら非常に有意義な例会となりました。
その後のグループ討論では、「ピンチをチャンスに・・・自社の取り組み事例」という、コロナショックに立ち向かう今こそ重要なテーマで議論がおこわれました。
同じグループになった報告者の小湊氏は、自社事業の「パソコン教室」や「子ども向けプログラミング教室」が、自治体の休業要請により売上げがほぼゼロとなり、主力製品の一つ「出欠管理システム」が、大学のオンライン授業導入で大打撃・・・というピンチに見舞われました。
しかし、様々な施設が3密を防ぐために入場制限をおこなう必要が生まれて来たことをチャンスと捉え、「入退履歴管理システム」の需要を開拓し、引き合いが増して来ているとのことでした。
どんなピンチにも必ずチャンスが隠れている-。
小湊氏のお話から、改めてその事を学ばせていただきました。
ボクシングジムを運営する当社も、休業要請により5月末までジムの休館を余儀なくされ、再開後も簡単には元の状態に戻れず大ピンチの中にいます。
しかし、「レッスン動画」の配信や、webでの「ライブレッスン」の提供など、新規事業に着手し、これまでの限定された商圏から、日本中、世界中に商圏を拡大するチャンスをつかもうと思っています。
「ピンチをチャンスに」-新型コロナウィルスは、全世界の人々にピンチをもたらしていますが、それを必ずチャンスに転換し、共に乗り越えて行きましょう!
(文責 (有)ホープフル 代表取締役 新田渉世)