三上さん能登山さん共に、もともと介護の業界で働いていた中、利用者さんが移動をしたことにより同社に入ったと言っていました。
もともと非常に意欲を持って入ったわけではないというのがお二人の共通した経歴でした。そして、あらかじめ来ていたアンケートの中で、「皆さんが考える幹部とは?」「幹部教育で困っている事はなんですか?」と言う質問をしたところ幹部に対しての理想は皆さん非常に高い幹部像でした。
一方、幹部教育で困っている事と言うと、基本的なことや、やる気やスキルの問題が非常に多いように感じられました。
ここから質問が始まったわけですが、ただ、ここに対しての答えは全て理想的な答えでした。
やめようと思った事はないし、社長に対していや理念に対して疑問や文句は無い。
「ここまで来たか・・・」と思いましたが、幹部を意識したのはどういう時ですか? という質問の答えが「より大きな成功は嬉しいし、より大きな失敗は悔しい。このような経験をしたときに幹部と感じました。」と言う答えの奥にあったのが「社長と共にした経験」だったんです。
「株式会社障碍社」の幹部の1番の強みは社長とともに経営をしていると言うことでした。もともと最初から2人は幹部ではなく社長が一緒にいろいろな経験をさせることによって、自然と幹部としての責任感が身に付いていったのだと思います。安藤さんは障害者であり、1人ですべてのことができるがわけではありません。
でもそれを支えようと思う人間がいる。支えようと思われる社長だからこそ、フリーターで入ってきた2人が自覚を持つようになったのではないか?最後に安藤社長が言っていました。
「会社は社長の器以上に大きくならない。」よく聞く言葉ですが、これは社長がどれだけ幹部と共に歩んだか?こういうことなのではないかと思いました。
それを実直に行っているのが「株式会社障碍社」であると感じました。
(文責:はしもと接骨院 羽田野龍丈)