2024年3月26日
“女性経営者から見た企業経営のポイント”のお話しをスタックス星野さんから色々な角度からお話いただきました。
当時、会社に就任された際では男性中心の会社の中で、専務として対応され当時売り上げが伸び悩む中、苦渋な決断として人事の整理や全社のスリム化、新規顧客先の開拓など体質改善に注力を注がれていた。
その中でも一番きつかったのは、人事整理を絞る中で会社に残す方、会社都合で退職を言い渡した方から、何で私が選ばれたのか?と問いただされた時でした。
この場面を想像しましても、”すいません”としか何も言えない状況で辛い経験をされたと共感しました。
専務から社長に就任された時に感じた重圧と既存社員とどうやってうまくやっていけるか?社内間で社長と一従業員との温度差を縮める努力をされて来られました。
先代からの言葉で”会社をどういう方向にしていくのか、いつでも話が出来るようにしておけ!”と言い続けられ星野さんの中で、いつでも経営者としての判断力や決断力が大事である事を身を持って肌で感じ取っていたのかもしれません。
経営者として、会社として変えてはいけないものを守りつつ、時代の変化に応じて変わるべきものは変化させて、これまで半世紀、企業を継続されて来られました。経営者に必要な負けず嫌いでハングリー精神、また使命感も強く、自社貢献もそうですが地域を活性化したいという想いが人一倍強いこともあり、様々な仲間や人脈づくりに繋がっていると感じた。
(文責:㈱協同電気研究所 代表取締役 大塚研輔)