小田原が神奈川県の西側にあることはどなたでもご存知ですが、最近は再開発が進み、楽しいスポットがたくさんあることはご存知ですか?
今回は、その中でも「かなカン」会場に近い小田原駅近くのスポットを中心にご紹介します。
小田原駅は「JR線(JR東日本)」「東海道新幹線(JR東海)」「小田急線」の3線の駅がありますが、JR線の小田原駅改札口を出たところに、大きな白い提灯があります。
小田原に行ったら、まず最初にこの提灯をご覧いただくことをおすすめします。「小田原に来た!」と感じられるはず!
小田原駅直結の商業施設です。小田原駅周辺の再開発の一貫で、2020年12月に出来上がったばかりです。
2021年11月の「かなカン」は、このミナカ小田原のコンベンションホールにて行われます。(詳細は、DOYU Kanagawa10・11月合併号をご覧ください)
この施設には、飲食店やショップをはじめ、宿泊施設まであります。さらに図書館やハローワークなどの公共施設も入っているため、小田原市内・市外から色々な方々がやってくる総合施設となっています。
屋上に上がると、西に箱根の山々が、東には相模湾を望む壮大な眺めが出迎えてくれます。無料の「足湯」もあり、学生からファミリー層まで幅広い層に人気です。
温泉のある宿泊施設も併設させているので、「かなカン」が終わったら、ミナカ小田原に1泊して温泉につかり、疲れをとって帰るのもいいですね。
小田原のシンボル的な存在なのが、小田原城。
1500年ごろに戦国大名小田原北条氏の居城として建てられたお城ですが、明治時代には廃城となり、残っていた石垣も関東大震災で崩れてしまいました。
しかし、1960年に天守閣が復興され、現在は鉄筋コンクリートでできたお城となり、城内は小田原の歴史を知ることのできる博物館のような役割も果たしています。
小田原城の横にある神社。
明治27年に二宮尊徳の生誕の地である小田原、小田原城二の丸小峰曲輪の一角に神社が創建されました。
拝殿礎石は天保の大飢餓の際、尊徳が小田原城内の米蔵を開き、小田原11万石の領内から一人も餓死者も出さずにすんだという、その米蔵の礎石が用いられています。
境内には二宮尊徳像があったり、きんじろうカフェがあったり、二宮尊徳をたどる旅であれば、ここは外せませんね。
小田原駅からは徒歩15〜6分と、直接駅から歩くと遠い気がしますが、小田原城や報徳二宮神社をまわってくるのにはいいと思います。
以前は網元がいて、小田原漁港から揚がってきた魚をかまぼこ通り周辺へ持ってきて、そこで加工をし他ので、かまぼこ通り周辺には「かまぼこ」を始め、「練り物」を売るお店が集まったのだとか。
買い物だけでなく食事を食べるところもありますし、コロナ禍でなければ、食べ歩きなども楽しいところです。
「なりわい交流館」という休憩所があり、このかまぼこ通りや小田原漁港の歴史などを知ることができます。
小田原の漁港に「魚のテーマパーク」と題して「漁港の駅 TOTOCO小田原」があります。
「道の駅」は、神奈川県内にもありますが、「漁港の駅 」は珍しいですね。
魚介類を扱ったレストランがあるほか、近海の魚を中心に色々な魚介類の販売を行っています。
また近隣で取れた農産物も置いてあり、土日などお休みの日は駐車場に入るため車が並ぶほど地元では人気です。
小田原駅の隣「早川駅」から徒歩10分程度なので、こちらで「ひもの」など購入して、宅配を頼んで手ぶらで帰ることもできるようです。
相模湾で取れた魚が揚げられる漁港があります。そこには水揚げされた鮮魚を扱う魚市場があり、一般向けにも「港の朝市」が行われているそうです。(新型コロナウイルス感染症で一部中止になっているので、行かれる場合はホームページ等で情報をご確認をお願いします)
小田原おさかな通りという通りがあり、新鮮な魚介類を食べさせてくれるお店が何店舗もあります。漁港にあるのに、行列のできる人気の「旬の果物を削ったかき氷店」もあるので、甘味のお好きな方は是非立ち寄ってみてください。