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神奈川県中小企業家同友会
10:00〜18:00(月〜金)

[報告] 2022年5月 相模原支部例会

テーマ:会費7,000円の元取ってますか⁉
~委員長、部会長がその活用法を伝授致します‼~
開催日:2022年5月20日(金)
報告者:㈱ミナシアホールディングス 代表取締役会長 本庄浩義氏
会場:ぽっぽ町田 & Zoom(オンライン)
参加者:45名
ミナシアホールディングス 代表取締役会長 本庄浩義氏

「会費7,000円の元を取っていますか?」というテーマで会員の皆さんに同友会の活用の仕方をイメージできるような情報を発信しました。

具体的意には、(全支部通して初の試みでもありますが)神奈川同友会の部会や委員会の代表の方にお集まりいただき、どのような部会・委員会があって何をしているのかを主にご説明いただきました。正直に申しまして、幹事を務めた私でも「このような部会・委員会があってこんなことしているんだ」という新たな気付きとともに興味も湧きました。自分の興味がある事、自社に有用であろう事が幾つか思いつき、それぞれ一同見学などをした上で委員会などに所属してみたいとさえ思えました。

その後に相模原支部の「㈱ミナシアホールディングス 代表取締役 本庄氏」にご自身の体験談をお話いただきました。【今まで①どのような目的で②同友会の何を③どのように活用されたか】というお話は大変参考になり、また共感を生む部分も多くありました。個人的には特に例会の活用方法は「多くの経営者の方のお話を聞く中で、特に失敗談を注視し、自分がその失敗を疑似体験することにより、本来自分がするかもしれない失敗を減らすことができると考えている」というお話は印象的でした。私自身は成功談に意識が行きがちで失敗談をそのような視点でとらえたことがなかったので、なるほど!というその日一番のなるほど!という思いが湧きました。

また、委員会参加についての考え方も大変参考になりました。私を含め多くの方は自社の本業がある中、委員会参加などをして時間を割くのは大変だとか面倒であるとかが頭をよぎってしまうのではないでしょうか?しかし、本庄氏は「例会は気付きを得る場」「委員会は気づいたことをどのように実践していくかを学ぶ場」ととらえており、折角得た気付きをどのように自社で実践するかを取り組む際に(言い方は適切かわかりませんが)委員会でそのやり方を学んだり予行練習の様に試してみるという形で活用して自社での実践はより成功する確率を上げているようです。
そのような意識で参加出来れば確かに大変、面倒という感覚は薄れ、【自社の為】という意識で活動できるのであろうと感じました。

皆もまだまだ同友会の細部まで知らない方は多いかと思います。
もしかしたらその知らない部分に自社で役立てられる組織や手法が隠れているかもしれません。
まずはアンテナをたて自分から同友会を自社の為に役立ててやろうとすれば、思わぬヒントやチャンスが舞い込んでくるかもしれません!

(文責:大和興産㈱ 大貫真嗣)