2024年8月オリエン報告

弁護士 國澤絵里氏のお話を聞く

2024年8月のオリエンテーションは、横浜中央支部 副支部長 國澤絵里氏（LM総合法律事務所 弁護士）が登壇し、同友会に入ってどのように活用しているかお話いただきました。

國澤氏は弁護士・事務局員合わせて25名の法律事務所に所属をしていて、横浜では比較的大きい法律事務所で、組織経営を考えつつも、実際には個人事業主でもあるそうで、色々な側面を持っているそうです。

同友会に入会して学んだことはたくさんあるようですが、同友会で経営理念を作り、その理念に沿った弁護士業を行っているということ。

（事務所としての指針、個人としての理念は多少違いがあるということです。）

國澤氏は迷った時には必ず「一歩前へ出る」ようにしているそうです。

コロナ禍に神奈川同友会ではすぐにオンラインに切り替え「立ち止まらない」ということを意識しました。

その頃コロナで弁護士さんは半年裁判が止まったそうです。その間仕事が止まれば当然収入も減る。その時に國澤氏の事務所ではオンライン相談などをいち早く取り入れ、できる仕事を増やしたそうです。

その時に「立ち止まらず、一歩前に出る」大切さを感じたそうです。

同友会のオリエンテーションとは？

オリエンテーションの当日は、台風の影響があり、参加者がやや少ない印象でしたが、とても良い例会（勉強会）となりました。

同友会は例会（勉強会）を基本としており、会員から経営実践報告を聞いて学び、その後グループ討論というディスカッションを行います。

グループ討論では「討論」するのではなく、経営実践報告でどんなことを学べたのか、同じグループになった方々と語り合ったり、自分の経営の相談をしたりします。

特にオリエンテーションでは「同友会」を知っていただく、体験していただくということが主目的になっておりますので、グループ討論ではゲストでお越しの方々、同友会に入会したばかりの方々から、経営に対しての悩みなどを伺い会員経営者たちから色々意見を聴くことができます。

もちろん専門家のコンサルティングを受けるわけではありませんが、同席するグループの方々は皆さん経営者なので、色々な意見を聴くことができます。

時には思ってもいない意見を得られ、その後の経営のチャンスにする方もいらっしゃいます。

もし「独立して会社経営について学びたい」「そもそも経営ってわからない」「経営に行き詰まっている」という方がいらっしゃったら、一度神奈川同友会のオリエンテーションに参加してみてはいかがでしょうか？