2025年9月12日
2025年10月9日(木)・10日(金)、第23回障害者問題全国交流会in青森が開催されました。会場は青森市の「ホテル青森」と「モルトン迎賓館」。全国43同友会から約550名が参加し、障害者雇用や共生社会の実現に向けた議論と学びが深められました。神奈川同友会からは25名が参加しました。
障全交は、中小企業家同友会全国協議会(中同協)が主催し、中小企業における障害者が置かれる雇用などの問題を「経営課題」と捉え、自社の経営にどのように関連させ、どう生かすかを学び、実践する交流会です。2年に一度開催され、今回は青森に全国の同友会会員が集まりました。また、今年は「労使見解」発表から50年という節目の年。経営理念を再確認し、障害者問題を含む多様な課題にどう向き合うかが議論されました。
障全交のの中心は、全国各地の経営実践を学ぶ5分科会です。今回は、以下の5つの分科会が設営されました。
神奈川同友会からは、第3分科会で代表理事の田中勉(株)エイチ・エス・エー代表取締役が報告者として登壇、座長は株式会社ロジナス代表取締役・山本啓一さんが務めました。
2日目の全大会終了後には次回開催県としてステージでアピール。14年ぶりとなる神奈川開催ですが、2013年の障全交は「伝説」と呼ばれ、13年たった今でも、当時の盛り上がりが話題になり、また神奈川での障全交をきっかけに障害者雇用を始めた、所属同友会の中で障害者委員会が立ち上がった、という声を聞きます。次回は2027年10月21日・22日、会場は2013年と同じ「ロイヤルホールヨコハマ」で開催予定です。