横浜・川崎・横須賀・小田原・厚木・湘南など神奈川県各地での異業種交流会です。経営の勉強を行い、社員とともに発展する会社を創ります。
神奈川県中小企業家同友会
10:00〜18:00(月〜金)

【次回は神奈川開催!】第23回障害者問題全国交流会in青森レポート

2025年10月9日(木)・10日(金)、第23回障害者問題全国交流会in青森が開催されました。会場は青森市の「ホテル青森」と「モルトン迎賓館」。全国43同友会から約550名が参加し、障害者雇用や共生社会の実現に向けた議論と学びが深められました。神奈川同友会からは25名が参加しました。

全国から550名が集結した学びと交流の2日間

障全交は、中小企業家同友会全国協議会(中同協)が主催し、中小企業における障害者が置かれる雇用などの問題を「経営課題」と捉え、自社の経営にどのように関連させ、どう生かすかを学び、実践する交流会です。2年に一度開催され、今回は青森に全国の同友会会員が集まりました。また、今年は「労使見解」発表から50年という節目の年。経営理念を再確認し、障害者問題を含む多様な課題にどう向き合うかが議論されました。

全5分科会のテーマ

障全交のの中心は、全国各地の経営実践を学ぶ5分科会です。今回は、以下の5つの分科会が設営されました。

  1. 「労使見解」50年~障害者問題委員会と運動課題~(中同協)
  2. 人を生かす経営の実践~障害者雇用の取り組みの視点で「人を思う心が強い会社をつくる!」(愛知)
  3. 真の人間尊重経営の社会へ―多様な人材を生かす「人間尊重の経営を根幹に据えて!」(神奈川)
  4. 共に学ぶ、共に生きる、共に育つ~「同友会運動の実践で社員満足度87%の会社に」(滋賀)
  5. 一歩踏み出す―障害者問題に関心を「共に生きる未来を目指して」(青森)

神奈川同友会からは、第3分科会で代表理事の田中勉(株)エイチ・エス・エー代表取締役が報告者として登壇、座長は株式会社ロジナス代表取締役・山本啓一さんが務めました。

次回2027年は14年ぶりに”伝説の”神奈川開催

2日目の全大会終了後には次回開催県としてステージでアピール。14年ぶりとなる神奈川開催ですが、2013年の障全交は「伝説」と呼ばれ、13年たった今でも、当時の盛り上がりが話題になり、また神奈川での障全交をきっかけに障害者雇用を始めた、所属同友会の中で障害者委員会が立ち上がった、という声を聞きます。次回は2027年10月21日・22日、会場は2013年と同じ「ロイヤルホールヨコハマ」で開催予定です。