2025年8月1日(金)、神奈川県中小企業家同友会 社員教育委員会主催による「3年目社員研修会」が開催されました。
今回は参加企業23社から、48名の入社3年目の社員が集まり、1日を通して「自己の課題と向き合い、成長のきっかけを掴む」ことを目的に、
さまざまな学びと気づきを得る機会となりました。
午前の講義では、幹部社員として第一線で活躍する株式会社アンプインテリアデザイン山本茜氏に
実体験に基づいた講話をしていただきました。
「失敗をどう乗り越えたか」「その失敗に対し、どう対応したか」、その失敗から考え、何が問題で課題だったかなど、
失敗や苦悩を乗り越えながら培われたリアルな言葉の数々は、成功だけではなく失敗からの学びに触れることで、
参加者は改めて自分自身の仕事や姿勢を見つめ直す機会となりました。
午後からは、3つのテーマに沿ってグループディスカッションが行われました。
「現在の仕事上で自身の課題は何ですか?またその理由は?」
「そもそも、その課題でいいのか?」
「目標を実践し1年後、会社の中でどんな存在になっていますか?」
途中に個人ワークを交えながら、現状抱える問題に対し課題を抽出し、今後どう対策していくかなどを深掘りして考えていきました。
何が本質的な課題であり、どんな行動で乗り越えていくかをグループ全員で1枚の模造紙にまとめ、
グループごとに全体の前で発表しました。どのグループからも率直で前向きな意見が多く見られ、
「自分をどう変えていくか」という強い意志が感じられました。
グループ発表後は、それぞれのグループ内で個人の決意表明を発表し合い、
明日から自分がどう課題に向け行動していくかを自分の言葉で宣言しました。
このプロセスを通して、「問題を深掘りし、課題を自覚し、対策を言葉にする」という一連の流れが、
社員一人ひとりの成長を後押しする大きな力となりました。
今回の研修では、「自己完遂」「後輩指導」「他者支援」というキーワードを軸に、入社3年目としての役割と意識を
再確認する機会となりました。
本研修で得た気づきが、参加者一人ひとりの成長と、各社の未来に確かな力となることを心より願っています。
社員教育委員会では今後も、「共に育ちあう土壌をつくる」ことを理念に、会員企業の経営者や社員が共に成長していく
「共に学び合う場」づくりに取り組んでまいります。
社員教育委員会、研修につきましてのお問い合わせをお待ちしております。