2025年10月3日(金)、神奈川県中小企業家同友会 社員教育委員会主催による「新入社員フォローアップ研修」が開催されました。
本研修には、春に入社した新入社員が参加し、入社から半年を振り返りながら今後の成長に向けたヒントを得る貴重な一日となりました。

始めは互いを知るアイスブレイクからスタート。
研修は、緊張をほぐしながら参加者同士の距離を縮めるところから始まりました。
笑顔と会話が自然と生まれる場づくりにより、初対面同士でも安心して意見を交わせる雰囲気が醸成されました。
続いて、春に実施された新入社員研修会の内容を振り返りながら、現在の業務で感じている「困っていること」や「それがどうなったら嬉しい
か」をテーマにグループ討論を実施。
「報連相がうまくできない」「業務の優先順位がわからない」など、率直な悩みが共有され、それぞれの課題に対する前向きなアイデアが
交わされました。
また午後からは実務に活かす「報連相」と「ビジネス文書」のでは、社会人として欠かせない「報告・連絡・相談」の基本と、ビジネス文書の
書き方について学びました。
実例を交えたわかりやすい解説により、参加者は「伝える力」の重要性を再認識し、明日からの業務に活かせる具体的なスキルを
習得しました。

午後の後半では、先輩社員2名による講話が行われました。
株式会社総合環境分析の川田敦子さんからは「自分の強みをどう活かすか」、税理士法人YMG会計の小池和気さんからは
「壁にぶつかったときの乗り越え方」について、実体験に基づくリアルな言葉が語られました。
参加者は、自分自身の悩みや課題と重ねながら、仕事に向き合う姿勢を見つめ直す機会となりました。

講義後は、グループ討論を通じて学びを整理し、最後に「これから自分がどう行動していくか」を一人ひとりが決意表明として
言葉にしました。
「報連相を意識して、先輩に自分から声をかける」「まずは一つの業務をやり切る」など、具体的な行動目標が共有され、
参加者同士のエールが飛び交いました。


今回の研修では、「振り返り」「共有」「実践」という流れを通じて、新入社員が自らの成長を実感し、
次のステップへと踏み出すきっかけとなりました。
社員教育委員会では今後も、「共に育ちあう土壌をつくる」ことを理念に、
会員企業の経営者や社員が共に成長していく「共に学び合う場」づくりに取り組んでまいります。
次回は、ぜひ貴社の新入社員もご参加ください。
社員教育委員会、研修につきましてのお問い合わせをお待ちしております。