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神奈川県中小企業家同友会
10:00〜18:00(月〜金)

3年目研修を開催しました


参加企業22社 受講生43名の社員が参加

2024年8月2日 横浜中小企業センタービルにて、神奈川中小企業家同友会社員教育委員会による3年目研修会を開催しました。

参加企業22社 受講生43名と、とても多くの皆様にご参加をいただきました。

今回は、3年目を迎えている皆様に向けて、現状を再確認しこれからの成長、また、自分自身の今後の課題について、

同じ年次の仲間と意見を出し合い、共に考えるための、グループワーク中心の研修となりました。

問題と課題について考える

まず、社員教育委員長 鈴木氏による開会の挨拶と、オリエンテーションが行われました。
今回の研修は、3回のグループ討論で構成されています。

先輩社員の報告や、同期の参加者の意見を聞くことで、自分自身の問題、課題について考えていきます。

「問題」と「課題」の違いについて、進行の山田氏より説明がありました。

  • 「問題」とは、実現した目標と現状との間に生じるギャップ
  • 「課題」とは、ギャップを埋めるための取り組み
  • 「対策」とは、取り組みを実施するための具体的な方法

今回は、この違いを特に意識しながら、研修が進んでいきます。

これからもっと成長するために ー先輩からの報告ー

最初の講義では、株式会社エスプリ 一木彩乃氏に登壇をいただきました。
一木氏は、転職の末今の仕事に就いて4年目、今ではリーダーを任されています。

昨年の幹部社員研修も受講した、受講生OBでもあります。

自身が入社してから、3年目で感じていたこと、苦労していたことなどの経験談、また、それをどのように乗り越えたか、どのように考えたか、そして、リーダーとして仕事をしている現在について、お話しいただきました。

一木氏の講義を聞いての質問タイムでは、タスク管理の仕方や、ケアレスミスの回避方法など、

受講生からの質問がされました。

その後は、一木さんの講義を聞いてのグループ討論。

講義を聞いての気づきや感想をみんなで話し合い、グループで意見をまとめて発表をしていただきました。

自身の課題はなんですか?またその理由は?

その後のワーク①では、ワークシートを使って、自身の課題と、その理由について考えます。

自分自身が感じている課題、それは、本当に課題なのか?課題じゃなくて問題なのか?その理由を考えることで、少しづつその違いを感じる受講生も出てきます。

とても難しい内容なので、受講生も意見を交わしながら、自身の課題について、同期の話を聞いてそれが課題なのか、みんなで話し合っていきます。

そもそも、その課題でいいの?

お昼休憩後のグループ討論は、ワークシート②③を使います。

午前中のワークから、自身の課題を再考し、他の参加者の意見を聴きながら、そもそもその問題点が正しいかを考えていきます。

そして、自分で決めたその課題を踏まえて、1年後どんな存在になっていたいか、目標と対策を考えていきます。

1年後、会社の中でどんな存在になっているか?

最後のグループ討論では、模造紙を使ったワークとなります。

みんなの課題や目標を意見交換しながら、自分たちが会社の中でどんな存在になっていたいか、どうあるべきかを考えていきます。

そして、それぞれ課題や目標は違えど、グループ内で共通した部分を話し合い、1年後のありたい姿について、言葉にし、模造紙に表現していきます。

難しいテーマでしたが、参加者の皆さんは活発に意見を出し合い、考え悩みながらも、模造紙にまとめることができました。業種は違えど、同じことで悩み、課題としてあげていることに気づきました。

そして最後に、グループごとの発表と、各自の決意表明となります。

共に学び、共に育つ

社会人3年目、まだまだ悩むことや、大きな壁に当たることも多い年次だと思いますが、参加者の皆さんが、真剣に学ぶ姿勢、意見を出し合う姿に、たくさんの気づきをもらいました。
業種や年齢が違っても、悩んでることはみんな同じで、参加者の皆さんも、多くの気づきがあったと思います。

同期としてお互い声を掛け合うことで、乗り越えられることは多いと思いますし、皆さんが誰かの力になっていることも多くあると思います。
このように、皆さんが前向きに仕事や未来に向き合う姿が、会社の成長につながります。

私たちも、皆さんと一緒に、これからも学び、成長していきたいと思います。



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