神奈川同友会社員教育委員会では、約半年間をかけて会員企業をの幹部社員を対象に
幹部社員研修を実施しています。
幹部社員とはなにか、幹部社員の会社における役割とは何かを職種は違えど
同じ立場の者同士が話し合い、そして自社の経営者と共にその答えを探していきます。
幹部研修では自社の課題を経営者と共に抽出して、それに対する計画を立案し、自社で実際に実行して
その結果がどうなったのか考察し、そしてまた新しい計画に落とし込むというPDCAサイクルを学びます。
課題抽出は、より経営者に近い立場でもある幹部社員として、とても重要なスキルの一つです。
目線をどこに置くのかという視野と、立ち位置はどこにあるのかという視座を気付き学ぶ。
それぞれが同じ立場である受講生だからこそ分かち合える想いと考えを互いにぶつけ合って
更なる学びを得ることのできる研修内容となっています。
神奈川同友会の社員教育の最も特徴的なもの。
それは社長と社員が共に学び合う『共育ち』が基本のスタンスとなっています。
社員だけが学ぶのではなく社長も一緒になって気づきと学びを得て、共に成長し合うことこそ
真の社員教育であると、私たちは考えています。
経営者と社員、それぞれの立場から会社に対する想いや考え方のギャップを互いが知り
その距離を近づけていくことが良い会社つくりには欠かせないものだと思っています。
約半年間続くこの幹部研修では、課題も多く出題されます、
その過程の中で、受講生だけが課題をこなすのではなく経営者とともに自社の課題について
様々なことを学び、考えます。
自社の問題点から課題を見出し、幹部としての自分に対する課題や目標を抽出し、そのための計画を立てる。
この一連のプロセスを、毎回自社の経営者と共に話し合い、問題解決に結び付けていきます。
ここで私たち、社員教育委員会が大事にしていることは、結果ではなく経営者と共に取り組んできたプロセス。
より経営者の視点に近づきながら経営者と自社の問題点、課題、そして幹部としての役割を共に考え
実践することによって深い学びと幹部社員とは何か、を発見していくのだと考えています。
全7回も2022年3月3日をもってすべて終了となりますが、自社将来はもとより、地域、そしてこの国を担う
幹部社員たちのこれからの更なる活躍と健闘を委員一同心から願うと共に今後も『共に育つ』土壌つくりを目指して
受講生と真正面から向き合っていきたいと考えます。
幹部研修・社員教育委員会に関するお問合せは事務局までご連絡くださいませ。