2024年4月1日(月)、横浜市西区にある西公会堂にて神奈川県中小企業家同友会会員企業を
対象にした合同入社式が開催されました。
今年の参加企業は34社、新入社員数64名と前年の23社44名を大きく上回る、新社会人になる新入社員の皆さんの
新しい門出を祝いました。
開会に先立ち、神奈川県中小企業家同友会代表理事・本多氏より新社会人になる参加社員の皆さんに激励の言葉が
贈られました。その中ではこれからの社会人生活への希望と、参加企業、それぞれの新入社員の皆さんへの期待の
言葉と共に、今まで送ってきた学生時代と社会人との違いは何か、これから社会人として働くということは何かを
考えて日々の仕事に従事していただきたいとメッセージを送りました。
神奈川県中小企業家同友会の合同入社式では毎回、先輩社員の方からの激励の言葉が贈られます。
今回は同会員企業である税理士法人YMG林会計の喜多洋斗さんから激励の言葉をいただきました。
その激励の言葉に対して、新入社員代表として株式会社アートプロジェクトの高橋蓮さんから
新社会人としての意気込みと抱負を語っていただきました。
これから待っている社会人生活に緊張を隠せない高橋さん、その緊張をほぐすかのような喜多さんの
言葉。職種は違えども同じ同友会員の企業同士が互いに成長しあうことができるのは
この同友会ならではの『共育ち』の精神があるからなのだと思います。
毎年、この合同入社式では会員企業の経営者が新入社員の皆さんへ贈る言葉として記念講演を開催しています。
今回は座間市で板金加工を営んでいる株式会社赤原製作所の代表取締役赤原氏より
「働くとは何か、学ぶとは何か、生きるとは何か」について基調講演をさせていただきました。
なぜ、働くのかを会場にいる新入社員の皆さんに問いかけながら、仕事をする意味やその本質について、
さらには生きるとはどういうことなのかをお話をいただきました。
これからの長い社会人生活。多くの時間を仕事に費やし、働く新社会人の皆さんに
学ぶことの楽しさ、働くことの素晴らしさを熱く語っていただきました。
最後に同会、代表理事の田中氏より閉会の挨拶がありました。
その中で田中氏は新入社員の皆さんに次のような言葉を贈られました。
『皆さんは今まで、誰かの保護管理下にありました。しかし、社会人になったことでその管理下から外れて
自由になり、そして責任も生まれました。この日本は民主主義であり、自由です。社会人として自由であり
未来を自分で創ることができます。その中から、働くことへの喜びを是非感じて欲しいと思います。
そしてその行動ひとつひとつが、我々の次の未来を創るということの素晴らしを感じて
人生を愉しく生きてほしいと思います。』
時代は日々、凄まじいスピードで変化をしていく中で、唯一変わらないものは人が生きる喜びの中に
働くことで得ることのできる喜びがあります。
我々、中小企業家同友会は同友会理念のもと、いつの時代も、その気持ちを大切にして社員と共に生き、
人を生かす経営を目指していきたいと強く感じました。
こうして令和6年度の合同入社式は無事閉会となりました。
毎年行われている同友会の合同入社式は他にはない、会員経営者が皆でつくる同友会らしい素晴らしい入社式です。
令和7年度も開催予定です。是非、参加をご検討いただければ幸いです。
詳しくは事務局までお気軽にお問合せくださいませ。