4年目・5年目社員研修会を開催しました。

今一度、社会人としての役割を考える。

去る2024年12月6日に、中小企業センタービルにて4年目・5年目社員研修会が実施されました。19社36名と、とても多くの参加者を迎え、グループ討論を中心とした参加者自身が学び、個々の目標や課題を再認識する一日を過ごしました。

今回の研修の大きなテーマは

「社員として4年目・5年目を迎え、今後のライフビジョン、キャリアプランをどう考えるか」でした。

幹部社員でも4年目・5年目の時代はあった、、、

その実践報告から気づきと学びを深める。

午前中は、昨年幹部社員研修会を受講した先輩社員の方に登壇いただき、ご自身の入社後に感じたもどかしさや不安を乗り越え、部署移動を経て新たな目標を見出した経験などのお話と、4年目・5年目を振り返り、「目的」と「目標」の重要性と当時の課題や取り組みについてお話をいただきました。
また、毎日昨日の自分を超えることを目指し、明確な数値目標を設定することが重要であることと、過去の実績と現在を常に比較し、事前に計画を立てることがタイムマネジメントに繋がる。と報告されました。

その後は参加者による報告を聞いての「感想や気付き、自分ならどうする？」をテーマにグループ討論を行い、各グループから発表いただき、その発表に対し違うグループからの質問など相互的に共有しました。

視野を広げ新たな目標を掲げる。

午後は、「ライフビジョン～キャリアプラン」を学び、目標に向かうには準備が必要になり、4年目・5年目として、新たに視野を広げ目標と自己成長に関するポイントを学びました。

1. 目的と目標
自分がなぜこの役職に就きたいのか、どのような働き方をしたいのかを明確にする。

2. 課題
自分が達成した、または習得したと感じるためには、どのような姿になっている必要があるのかを具体的に考える。

このポイントをもとに、自分のなりたい5年後について考え、

「自分の目標は何か？（目標）、それは何故」をテーマにグループ討論を行い、目標を達成するための課題を抽出し、自己採点をして優先度の確認をしました。

次に、「自分の課題は何か（課題）、それは何故」をテーマにグループ討論を行い、個々にアクションプランシートを作成し、目標・課題・スケジュール（期日）、具体的な実践を発表し合いました。

受講して学んだことを経営者と共有し、実践する。

最後に、個人の目標と課題を、より具体的にグループ内で個別に発表してもらいました。

これは、各自が自社へ提出するレポートにも記載されています。参加企業の担当者、経営者の皆様は、このレポートを各社で受講生と共有し今後の社員教育に活用していただくことが同友会の『共育』の大きな特徴です。

また、同友会研修をより自社で活用するためにも参加する社員が何を学んでいるのか、そして共に学ぶために参加企業の経営者の方々の見学も大歓迎です。社員教育委員一同、心よりお待ちしております。

社員教育委員会につきまして不明点やご質問、研修につきましてのお問い合わせを心よりお待ちしております。