2023年2月22日(水)、神奈川中小企業センターにて、横浜みなと支部2月例会が開催されました。
今回は、全くの異業種に思い切って業界転換をされた、株式会社ミナロ 代表取締役 緑川賢司さんにご報告を頂きました。創業から51年続くの木型製作は斜陽産業でもあることから、社員のアイデアから全く異業種であるハーバリウム事業をスタートしました。
ところが、バーバリウム事業の中心社員が独立してしまうなど、一筋縄ではいきませんでした。
・前例無きにも恐れず、
・創り上げたものにこだわらず、
・常に変化を取り込み、
・自由闊達な活動で社会に貢献する
という社訓の精神で、新たにハンドメイドインテリア事業・エポシキアートをスタートしました。
エポシキアートとは、エポキシレジン(樹脂)を使って作る様々なアート作品のことですが、エポキシレジン(樹脂)は、元々木型製作で使用する接着剤だったのです。
新規事業は、現在の事業よりも不確定要素が多く、失敗の可能性は高いと言われています。
だからと言って、新規事業に取り組まなければいつの日か廃業してしまいます。
既存事業を分析し、強みや専門分野を活かしたことが新たな市場開拓に繋がったのでしょう。
緑川さんの実践報告から、事業転換についてのはじめ方や、キャッシュポイントの仕組みについて多くのことを学はせていただきました。
●常に時代の変化と共にリニューアルが必要だと思いました!!
●討論時間がたっぷりあり、落ち着いた進行でとても良いと思いました!
●理念を貫く その為に参加する、発表が面白く楽しく聞かせて頂きました、そして、勇気を頂きました!
●いろいろ行動することも大事だが、本業を磨いていくことも大事。
独りよがりにならず、人の意見を聞こうと思いました!
●変化変革を恐れず、積極的に、そのためには目、耳となる同友会を活用する。
●差別化をどのようにはかるか、他社も課題なのがわかりました。
●変化を楽しむ。そしてまずは思ってる事を行動にうつす。
貴重なアイディアを得ることができました、ありがとうございました。
●前例を恐れず、常に変化を取り組む チャレンジし続けること、
これからはリアルでの出会いも強化していこうと思いました。
●事業だけでなく社内整備にも転換できる
緑川さんの勇気ある業態変化のストーリーを拝聴し、
決断する大切さを学んだ、素晴らしい例会になりました。
神奈川県中小企業家同友会では月1回経営者が集まり
経営の学びを深める例会を行なっています。
他社の経営実践を聞いて、自社に活かしていきたいとお考えの方は、
ぜひ、ご参加ください。