2023年4月3日(月)、横浜市にある神奈川中小企業センタービル14Fにて、神奈川県中小企業家同友会会員企業を
対象にした合同入社式が開催されました。
参加企業23社、新入社員数は合計44名となり、今春、新社会人になる新入社員の皆さんの新しい門出を祝いました。
開会に先立ち、神奈川県中小企業家同友会代表理事・本多氏より新社会人になる参加社員の皆さんに激励の言葉が
贈られました。その中ではこれからの社会人生活への希望と、参加企業、それぞれの新入社員の皆さんへの期待の
言葉と共に、この入社式に参加している現在でも、先輩社員達が懸命に働いていることへの感謝の気持ちを
もってほしいと神奈川県中小企業家同友会ならではの❝仲間を大切にする❞ことのお話をいただきました。
神奈川県中小企業家同友会の合同入社式では、毎年、参加企業の先輩社員から新入社員の皆さんに向けて
激励の言葉が贈られます。
職種は違えども、同友会理念に賛同する会員企業の社員の方からは、毎年、希望に満ち溢れた言葉が贈られています。
今年は横浜市で電気事業を行っているキョーデン設備株式会社の高橋七彩さんが登壇され
『入社一年目は失敗がたくさんできるチャンス。何より、お金をもらってたくさんの学びを得ることへの
感謝の気持ちと、それに対する責任をしっかり感じてどんどんチャレンジしてほしい』と同友会先輩社員ならではの
とても前向きな言葉を贈られました。
先輩社員の言葉に応えるかのように『先輩の皆さんからのご指導、ご鞭撻をもらいながら入社一年目は何事にも
恐れず挑戦していきます』と強い決意を表明されました。
すべてが初めての新社会人、新入社員の皆さんにはこれから始まる❝新しい人生❞を
是非、楽しんで仕事をしてもらいたいと思います。
毎年、この合同入社式では会員企業の経営者が新入社員の皆さんへ贈る言葉として記念講演を開催しています。
今回は障害者保険事業を展開する、ぜんち共済株式会社の代表取締役榎本氏より
『社会人として第一歩を踏み出すあなたへ』をテーマにご登壇頂きました。
榎本氏の新入社員のころの話から始まり、中小企業で働くとは、学ぶとは、生きるとは何かを
新入社員の皆さんと共に会話を行いながら、その真髄にせまっていきました。
これから何を目的として仕事をするのかを同友会理念から紐解き、同じ気持ちをもってそこに向かっていく重要性と
そこから得られる『働く幸せ』とは何かを語っていただきました。
記念講演を会員企業の経営者が行うことによって、より新入社員の皆さんに会社の存在意義の中には
我々中小企業家同友会は『社員と共にある企業』であることの想いを伝えさせていただいています。
記念講演が終了した後、新入社員の皆さんには記念品の贈呈が行われました。
ひとりひとり、壇上に上がり記念品を授与される姿に参加企業の経営者の方々はスマートフォンを片手に
とても喜ばしい笑みを浮かべていました。
こちらは毎年恒例の風景となっており、社員を大切に想う同友会会員企業経営者の心の温かさが伺えます。
その中で田中氏は新入社員の皆さんに次のような言葉を贈られました。
『皆さんは今まで、誰かの保護管理下にありました。しかし、社会人になったことでその管理下から外れて
自由になり、そして責任も生まれました。この日本は民主主義であり、自由です。社会人として自由であり
未来を自分で創ることができます。その中から、働くことへの喜びを是非感じて欲しいと思います。
そしてその行動ひとつひとつが、我々の次の未来を創るということの素晴らしを感じて
人生を愉しく生きてほしいと思います。』
時代は日々、凄まじいスピードで変化をしていく中で、唯一変わらないものは人が生きる喜びの中に
働くことで得ることのできる喜びがあります。
我々、中小企業家同友会は同友会理念のもと、いつの時代も、その気持ちを大切にして社員と共に生き、
人を生かす経営を目指していきたいと強く感じました。
こうして令和5年度の合同入社式はコロナ禍の影響も少しずつ緩和された中で無事閉会となりました。
毎年行われている同友会の合同入社式は他にはない、会員経営者が皆でつくる同友会らしい素晴らしい入社式です。
令和6年度も開催予定です。是非、参加をご検討いただければ幸いです。
詳しくは事務局までお気軽にお問合せくださいませ。