横浜・川崎・横須賀・小田原・厚木・湘南など神奈川県各地での異業種交流会です。経営の勉強を行い、社員とともに発展する会社を創ります。
神奈川県中小企業家同友会
10:00〜18:00(月〜金)

2023年度新入社員フォローアップ研修会を開催しました

ご参加企業は20社、受講生41名が参加。

令和5年10月6日(金)午前10時より中小企業センタービル会議室において

「2023年度新入社員フォローアップ研修会」が行われました。

ご参加企業は20社、受講生41名。入社半年後の成果や現状の問題課題を自ら見つめ直し、

この先の行動・実践を真剣に考える場となりました。

開会の挨拶を佐々木純子委員長から「本気で!」「自分次第!」との受講生に向けた

激励と心構えのお言葉から始まり、アイスブレイクを兼ねた自己紹介を各グループ内で行い、

当初緊張の面持ちの受講生でしたが笑顔が見られるほど打ち解け合う姿が見られました。

神奈川企業家同友会 社員教育委員会委員長 佐々木純子氏(㈱ビードッツ代表取締役)

新入社員研修時のおさらいもしっかりとフォローアップ

その後、本年4月に行われました「新入社員研修会」のおさらいを本日の講師である金子厚子委員によって行われ、

入社半年間の振り返りを各グループ内で討議しました。

基本的な知識と所作の振り返りが行われ、“報連相ができるようになった”など成長した自分を

実感している受講生の嬉しそうな表情が印象に残りました。

午前の質疑応答、及びまとめを行い、楽しい昼食をとりながら会話が弾んでおりました。

神奈川企業家同友会 社員教育委員会委員 金子厚子氏(㈱フェアネス・コーポレーション代表取締役)

先輩社員から新入社員当時の話を聴き、学ぶ。

そして午後一番は、「先輩社員からお話し」をペンニットー㈱の大友陽太郎さん(社会人4年目)と

㈱栄港建設の嶋本花梨さん(社会人5年目)のお二方から、ご入社から今までに起こった事象、

嬉しかったことや辛かったことなどの教訓を、新入社員の皆さまへ向けた熱いメッセージをいただきました。

実際受講生の皆さまの心に突き刺さった様で、両先輩への質問が多くありました。

これは、受講生の不安や悩みを解決したいとの“本気の”想いによる現れと感じました。

左)嶋本花梨さん(㈱栄港建設) 右)大友陽太郎さん(ペンニットー㈱)

異業種だから学べることが深い素晴らしさ。

先輩社員のお話しを踏まえ、「あなたが幸せに働くために、これから実践すること」を題材に

各グループにて討論されました。

討論結果を模造紙に作成し、各グループ発表。どのグループも個性のある表現で素晴らしい発表でした。

本日沢山の学びや気付き、そして様々な情報をインプットでき、得るものが多かったのではないかと

受講生の姿勢や表情から見て取れました。

最後に本研修のまとめと閉会挨拶を委員後藤より、

① インプットと対になるアウトプット(行動)を必ず実践していただくことで本研修が成立すること
② 失敗を恐れず常にチャレンジし続けてもらうこと

この2点をお伝えし、研修を終了しました。
“教えることでも学ぶことができる”、教え、教わる、共育ちを改めて実感しました。


”あてにし、あてにされる関係”を育む同友会の社員共育。


中小企業家同友会の社員教育委員会は共に育ちあう土壌を作ることが目的の根幹にあります。

その中で、互いが互いを認め合い、自分事のように考え、学び、そして自社に持ち帰り実践してもらう。

この繰り返しが深い深い学びを生み、知識や技術、技能の向上はもとより、

個々人の人間力の成長へと繋がっていくと考えます。

そしてそれは自社において、社員同士をはじめ、経営者と社員達の関係が”あてにし、あてにされる”深い関係で繋がり

より関係の質を高次元な形で実現していくのではないでしょうか。

その先には同友会の目的の中の一つでもある、“良い会社をつくろう”を実現する極めて重要な実践であると考えます。

これからの時代を企業経営していく中で社員教育の役割は更に必要不可欠なものと確信しております。

社員教育で悩まれている経営者の方、ご興味のある方は是非一度、神奈川県中小企業家同友会の社員教育委員会に

見学に来ていただけたら嬉しく思います。


社員教育委員会、研修につきましてのお問い合わせを心よりお待ちしております。