2023年5月のダイバーシティ委員会の例会は、「知らないから見える壁、知ることでなくなる壁」をテーマに、ダイバーシティ委員会の正副委員長メンバー5名に2022年度の活動の振り返りと今後の展望を報告していただきました。
ダイバーシティ委員会では、山本委員長のもと「みんな活躍」をスローガンに掲げ、安心安全空間、楽しく真剣な委員会づくりとして、4つのチームに別れてそれぞれ活動しています。
・職場実習推進部会:ダイバーシティ職場体験協力マップを作成しマップの情報を神奈川県全域の行政機関、学校に発信しています。多くの就労困難者がマップを活用して、企業就労への第一歩を踏み出せるよう情報発信に取り組んでます。
・ダイバーシティ部会:能力はあるのにある事情などで社会で活躍しきれてない方が活躍できると、その人たちを自社で雇用するなどで会社や社会にどんな可能性が生まれるの。それを知り、学ぶ機会を提供し、多様な方と多様な働き方ができる自社づくり・未来づくりに取り組んでいます。
・障害者福祉部会・偶数月で定期的に勉強会、交流会を開催し、障害支援事業所が抱える課題などを共有して学びあっています。学校、行政や企業との連携を促進し、障害者雇用などの問題解決にも積極的に取り組んでいます。
・広報部会:ダイバーシティ委員会の取り組みを会員内外へ発信している部会です。HPやfakebook、メルマガなどを利用し幅広くダイバーシティ委員会の活動を知ってもらい、例会や委員会への参加するきっかけづくりをしています。
前半は、正副委員長5名からこの一年間の振り返りと、今後一年間の取り組み予定などの報告がありました。後半はテーブルに分かれてのグループ討論が行われました。各グループからは今後どのようなことをダイバーシティ委員会に期待するか、中小企業だからこそできる多様性ある働き方がある、学校や行政、他団体との連携強化など、様々なヒントがあがりました。これからのダイバーシティ委員会活動に生かしていきたいと思います。例会に参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
知らないことで躊躇してしまったり、いつかやろう、と先延ばしにしていたことが、「知る」ことによって、思ったよりも難しくなくなったり、協力者や仲間ができたりして、あっという間にできることがあります。障害者、LGBTQ、児童養護施設等出身者、外国人(難⺠含む)、触法者、時短勤務希望の子育て中の親・ヤングケアラー シングルマザー・ファーザーなどなど。言葉は知っていても、実際に関わりがないと感じてしまう壁をとっぱらい、みんな活躍できる多様性のある社会づくりを通して、同友会が目指す「人を生かす」を一番に発信し、取り組んでいるのがダイバーシティ委員会です。
沖縄県中小企業家同友会が開催しているフォーラムをモデルに、神奈川同友会でもダイバーシティ委員会と支部合同によるフォーラムの開催を予定しています!2月開催を目指しただいま打ち合わせ中!こちらは詳細が決まり次第、別途お知らせしていきますのでご期待ください!
●お問い合わせ先
神奈川県中小企業家同友会
横浜市中区尾上町5-80-3F
TEL:045-222-3671/FAX:045-222-3672