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神奈川県中小企業家同友会
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“薬剤師”の専門知識を活かした美容ビジネスの可能性:第14回横浜中央支部/商品アイデア研磨会実施報告

2024年7月8日月曜日、オンラインにて商品アイデア研磨会が実施されました。商品アイデア研磨会は、横浜中央支部の仲間が持つ商品アイデアや課題などを気軽に相談できるよう、伊藤秀司支部長の発案で2022年度から実施されている横浜中央支部独自の取り組みです。この日は14回目の開催となりました。

専門的な知識や技術をどのように顧客に伝えていくか?

今回の主役は、美容薬剤師として活動する吉井宣之さんでした。製薬会社での勤務経験を持つ吉井さんは、現在、副業としてエステサロン「Be-Stella」の運営と、美容薬剤師としての活動を展開しています。「専門的な知識や技術をどのように効果的に顧客に伝え、ビジネスの成長につなげるか」。美容領域に薬剤師としての専門知識を盛り込んだ新しいサービスを拡大するため、吉井さんは課題に挑んでいます。研磨会では、この課題に対して参加者から様々な視点でアイデアが提案され、議論が白熱しました。

同友会を使い顧客の声を得ていくには?

参加者たちは、吉井さんの強みを丁寧に紐解いていきました。薬剤師としての専門知識と信頼性、多様な顧客ニーズへの対応力、エビデンスに基づいた説明能力、そして顧客一人ひとりに寄り添うきめ細やかな対応。これらの強みを最大限に活かすことで、他のエステサロンとは一線を画す独自の価値提案ができるのではないか、様々な意見が寄せられました。

議論は多岐にわたり、専門知識を活かした情報発信の強化や、新たな顧客層の開拓、オンラインツールを活用したプロモーション戦略、さらには他業種とのコラボレーションによる新サービスの開発など、様々なアイデアが飛び交いました。特に注目されたのは、同友会を上手く利用し、顧客の声を活用したマーケティングを展開する手法でした。

多くのアイデアを参考にしながら行動に落としこんでいく

吉井さんは、参加者からのアイデアに熱心に耳を傾け、時に質問を投げかけ、自身のビジネスに落とし込む作業を丁寧に行っていました。研磨会の終盤、吉井さんは今後の展望について語りました。効果的な情報発信方法の確立、新規顧客層の開拓、オンラインとオフラインを組み合わせたマーケティング戦略の構築など、具体的な行動計画が示され、参加者から大きな期待が寄せられました。

会の終了後に、吉井さんから感想が寄せられたので紹介します。「やはり自分では煮詰まっていました。ひとりでは出てこないアイデアを他の人から聞くことで出てくるので、商品アイデア研磨会はとても良い機会だなと思いました。あとは実行できるか、ですね。そこは僕の努力次第かと思うので頑張ります!」

今後も、商品アイデア研磨会では相談者を絶賛募集中です!一人で悩まずにお気軽にお問い合わせください。もちろん、相談者だけでなく参加者も募集しております。参加者にとっても学びの宝庫となっています。応募資格は横浜中央支部の会員であることのみです。まずはお近くの幹事、特別幹事に声をかけてください。同友会に参加されていない方は同友会事務局までお問い合わせください。多くの応募を心からお待ちしております!