小田原支部では2022年度より支部の小グループ活動「6人組」をリニューアルして「寺子屋」を実施しております。
2022年12月2日に、ダイバーシティ&インクルージョンをテーマとした新しい寺子屋をスタートし、会員事業所見学会として、障害者支援センター「ぽけっと」さんの見学を行いました。
○小田原支部「ダイバーシティな寺子屋」
〇日時 12月2日(金)見学会 15時00分~17時00分
懇親会17時30分~
〇見学先 障害者福祉センター「ぽけっと」
(住所:小田原市曽比1786-1 小田急線栢山駅より徒歩2分)
https://www.hataraku-kurasu.jp/index.html
〇懇親会 だいご栢山店
(住所:小田原市栢山2580岡部ビル1F 小田急線栢山駅より徒歩0分)
https://www.e-daigo.co.jp/menu/kayama/
〇内容
見学会では、障害者支援センター「ぽけっと」の事業内容の紹介を始め、障がいのある方向けのアセスメントのミニ体験会を行いました。
また懇親会は、「見学先事業所のイチオシ店で行う」ルールとしております。今回の見学先である「ぽけっと・恩蔵所長(8月支部例会で報告)」のイチオシ店の「だいご栢山店」で開催しました。
山森 勝利さん(旭東ダイカスト株式会社)・・自社では2名の障がい者の雇用をしているが、職場実習等でうまくいかなかったこともあった。今後も障がい者雇用に取り組にたいと考えており、その際はぜひ「ぽけっと」さんに相談したいと思った。
田中 勉さん(株式会社エイチ・エス・エー)・・当社は、「ぽけっと」さんから受入れる側の立場として”定着”を目的に連携をしていた。今回、送り出す前の前段の部分(アセスメント等)がしっかり見れてよかった。これから障がい者雇用を考える企業は、このような部分をよく知ってから取り組むことで、より良い雇用に繋がるのではないかと思う。
北野 和信さん(有限会社だいご)・・今日の体験を通して、「自社で雇用するとしたら、どのような部分が切出せるだろうか」と考える機会になった。人材をどのように確保するかという事は、自社の課題でもあり、障がい者の方の活躍の場も考えていきたい。
岡本忍さん(ネクストテラス株式会社・たま田園支部)・・日頃接している障がい者の方は重度の人が多く、ぽけっとさんに相談に来られる方とは程度が違う部分はあるのかと思う。そういう点で細やかな仕組みが必要だと思うが、縦割りの弊害のような部分もある。本日の経験を活かして、重度の人に対して、何ができるのかを考えていきたい。
峯尾 生恵さん(株式会社しきさい館)・・手帳を持っていない方でも、企業に定着できずに転職を繰り返している人はかなり多い。今日体験させてもらったアセスメントは、今手帳を持っていない人にとっても役立つものではないかと思う。
恩蔵 幸一さん(社会福祉法人よるべ会・障害者支援センターぽけっと)・・今回は、ぽけっとのアセスメントを体験して頂いたが、正直、アセスメント体験がこんなに盛り上がってくれると思わなかった。アセスメントを受ける方にとっては、かなりプレッシャーのかかるもので、このようなアセスメントを相談者が受けていることをイメージして頂けたのではないかと考えている。ぜひ、地域にこういった相談センターがあることを知っていただき、今後も機会があれば連携していけたらと考えている。
今回の寺子屋の幹事は、有限会社川田製作所の川田俊介さんでした。
「ダイバーシティやインクルージョンを前に進めていくためには、地域での様々な連携が必要と考えています。そのためには、地域の福祉事業所や福祉サービスを知っていただく機会として今回の寺子屋を企画しました。「ぽけっと」の恩蔵所長を始めとして、職員の皆様には、大変な準備と素晴らしい体験の機会を提供して下さり、本当にありがとうございました。また、参加者に皆様も感謝いたします。ぜひ第2回、第3回と続けていって、地域の連携を深めていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします」
とのことでした
小田原支部では、今後、様々な寺子屋を開催する予定です!
ぜひお好きな寺子屋にご参加ください。